11月21日、アマゾンジャパンは ｢Echo Show 15 (第2世代)
Echo Show 15は、Amazonが手がけるスマートホームデバイス群「Amazon Echo」シリーズのなかでも壁掛けに対応したスマートディスプレイ製品。第1世代モデルが2022年4月に発売しており、その後継モデルがこのたび発売するかたち。
ユーザーの声を受けて改良された第2世代 ｢Echo Show 15｣ が登場
Echo Show 15の第1世代を利用するユーザーは、他のEcho Showデバイスを利用するユーザーに比べて7倍以上も動画コンテンツをEcho Showデバイス上で視聴する傾向があったとのこと。その一方で、ユーザーからはEcho Showデバイスでよりリッチな映像体験を楽しみたいという声があったことから、音質やその他の機能をより進化させた第2世代モデルを発売するに至ったという。
画面サイズはこれまでと変わらず15.6インチ、解像度はフルHD (1080p) 。ホーム画面にはカレンダーやリマインダー、付箋、やることリスト、買い物リストなど、いくつかのアプリケーションを複数並べて表示させられる。ホーム画面は好きなようにカスタマイズできるので、自分に必要な情報のみを選んで表示することが可能だ。
上記アプリケーションのほか、ニュースやPrime Video、Netflixの動画を流すことも可能。しかも、ピクチャー・イン・ピクチャーにも対応しているため、音楽を聴きながら、あるいは映像を見ながら料理のレシピを確認したり。ウィジェット機能を使えば、スマートホーム製品の操作もタップひとつでできてしまう。
壁掛けを基本とする製品ではあるものの、専用スタンドを使用することで縦置きと横置きでも使用できる。また、｢Echo Show 15｣ は自分だけでなく、家族全員で共有して使うことができる。
ビジュアルID機能という個々のユーザーの顔を認識する機能が搭載されており、内蔵の500万画素カメラに映った人のカレンダーやメモ、最近再生した音楽など、パーソナルな情報を画面に表示できる。
本製品にはFire TVが内蔵されており、通常のFire TV製品と同様に、Alexa対応の音声認識リモコンを使いながらPrime VideoやNetflixなどのコンテンツが楽しめる。スピーカーは、従来から2倍強化された低音そしてクリアな音声を実現した。
また、本製品から「再生中のメディア」機能が強化されている。これは、デバイスで再生していたコンテンツを他のデバイスに切り替えて再生できるというものだ。ミュージックハブも改良されており、お気に入りの楽曲やポッドキャストコンテンツをひとつの画面に表示することができる。
ビデオ通話などに使用する内蔵カメラは、3.3倍ズーム可能な自動フレーミング機能に対応した。カメラ位置も本体上部中央に配置されており、撮影範囲が前モデルと比べて2倍以上に広がっている。さらに、ノイズ低減機能も搭載したことで、ビデオ通話時や外出先からペットの様子を確認する際の映像品質を高めた。
スマートホーム機能については、ThreadやZigbeeをサポートするほか、Matterもサポート。より多くのデバイスと連携することが可能に。
Wi-Fiは、「Wi-Fi 6E」規格をサポートする。これはAmazon Echoデバイスとして初の対応になる。
｢Echo Show 15 (第2世代)｣ の価格は47,980円(税込)。また、角度機能調整機能がついたスタンドも12,980円(税込)であわせて販売する。購入は以下から可能だ。
なお、海外ではさらに大型の ｢Echo Show 21｣ も販売するようだが、こちらの日本展開は未定となっている。
(画像提供：アマゾンジャパン)