ドコモとメルカリがポイントサービスで業務提携を行う方針であることがわかった。日本経済新聞が3日報じた。
この報道をうけてドコモおよびメルカリは、以下のコメントを発した。ドコモは報道について事実かどうかはコメントしていないものの、メルカリは ｢決定している事実はない｣ としたうえで協議を行っていることを認めた。
ドコモ
｢本日一部報道において、当社が株式会社メルカリと業務提携を実施するとの報道がありましたが、当社が発表したものではございません。｣
メルカリ
｢本日、一部報道機関において、当社が株式会社ＮＴＴドコモと業務提携を行う旨の報道がなされましたが、これは当社が発表したものではありません。当社グループでは、今後のサービス提供にあたり、同社を含めた様々な事業者と協議していることは事実ですが、現段階におきまして、決定している事実はありません。今後、開示すべき事実を決定した場合には速やかにお知らせいたします。｣
両者がポイントサービスで提携することで、ドコモのポイントサービス ｢dポイント｣ がメルカリでも利用できるようになる可能性がある。日本経済新聞によるとメルカリで商品を購入する際にdポイントをためられるようになり、たまったdポイントはメルカリでの買い物にも利用できるようになるとのこと。メルカリで他社のポイントサービスが利用できるようになるのは初めてのことになる。
また、両社は加盟店の共同開拓にも着手するとのこと。各ポイントサービスやスマートフォン決済が多数乱立しているなか、ドコモとメルカリは協業することで攻勢を増そうとしているようだ。