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CalDigit「TS5 Plus」予約開始。Thunderbolt 5対応ドックの本命がついに国内展開へ

CalDigit Japanは、次世代Thunderbolt 5ドック「TS5 Plus」の予約受付を開始した。価格は86,900円(税込)、初回入荷分はすでに完売しているものの、次回入荷は7月末を予定しているという。

CalDigit TS5シリーズは、「TS5」と「TS5 Plus」の2モデルを展開しているが、今回予約が始まったのは上位モデルのTS5 Plus。

フラッグシップモデル「TS4」の後継として設計されたTS5は、映像制作、3Dレンダリング、大容量データ転送といった高負荷ワークロードに対応できるよう設計されており、デュアルUSBコントローラーや10GbE(10ギガビットイーサネット)を搭載するなど、プロユースを強く意識した設計になっている。

最大の特徴は、USBコントローラーを1基ではなく2基に分離して搭載している点だ。USBポート経由で接続された複数の外部SSDや周辺機器が帯域を奪い合うことなく安定動作する。

前面にはUSB Type-C(36W出力)、USB Type-C(7.5W)、USB Type-A(7.5W)に加えて、SD/microSD UHS-IIカードスロット、3.5mmオーディオコンボジャックを装備。

背面にはThunderbolt 5 / USB4 Ver 2(140W給電対応)×1、36W出力対応Thunderboltポート×2、USB Type-C ×3、USB Type-A ×4(いずれも3.2 Gen 2 / 10Gbps)、DisplayPort 2.1、3.5mmオーディオジャック、そして10GbEポートを備える。

映像出力面でも、Thunderbolt 5の新規格をフル活用。AppleシリコンのM1/M2/M3チップ搭載Macでは外部ディスプレイ1台までの出力に対応し、それ以外のAppleシリコンまたはWindows機では最大3画面の同時出力が可能だ。加えて、DisplayPort 2.1により、8K/60Hzやマルチストリームトランスポート(MST)にも対応する可能性が高く、ハイエンドな映像編集用途にも十分に応えられる設計となっている。

本体サイズは幅47mm × 奥行127.9mm × 高さ155.0mm、重量は約0.90kg。

特にMacとWindowsの混在環境や、複数の4K/8Kディスプレイを運用するプロフェッショナルにとってTS5 Plusは活躍してくれるだろう。予約購入は、CalDigit Japanの公式サイトから可能だ。

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(画像:CalDigit)