現地時間10月3日、米Boseは睡眠サポート用イヤホン 「Bose noise-masking sleepbuds」 の販売を終了することを発表。これに合わせて、Boseは日本国内においても本製品の販売を終了することを発表しており、年内に返品したユーザーに対して購入金額の全額返金を行うことも明らかにしている。
Bose sleepbuds、不具合が解消できず販売終了へ
「Bose noise-masking sleepbuds」 は日本では2018年9月に発売したオーディオ製品で、音楽を聴くイヤホンというよりはノイズマスキング技術で外部の音を聞こえづらくする “耳栓” に近い製品。
これまでになかったアイデア商品であることから割と評価は高かったのだが、発表によると、「Bose noise-masking sleepbuds」 を購入したユーザーから 「フル充電されない」 「予期せず電源がオフになる」 などの報告が相次いだことを受け、返品された製品の社内調査を実施。その結果、採用したバッテリーの安全性には問題がないものの、想定通りの安定した動作をせず、Boseの基準を満たしていないことが判明したため、販売を終了するという結論に至ったとのこと。
「Bose noise-masking sleepbuds」 はBoseの全製品に対して実施されている製品保証が受けられるほか、さらに特別措置として2019年12月31日までに返品すると全額返金保証の対象となる。返品したい方は必ず年内に手続きを完了しておくようにしよう。