Bose、欧米・日本で展開する直営店すべてを閉店へ

現地時間1月15日、オーディオブランド 「Bose」 は日本や欧米で展開している直営店をすべて閉店する計画であることを明らかにした。今後、数ヶ月でこれらの直営店は閉店する予定で、閉店する店舗数は119にのぼるという。海外テックメディアThe VergeがBoseの担当者からのメールをもとに報じた。

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日本・欧米のすべてのBose直営店が閉店へ

Boseの発表によると、北米・日本・ヨーロッパ、オーストラリアに展開する119の直営店を閉店するとのこと。日本では、東京・横浜・名古屋・大阪・京都・神戸・広島・福岡などに21店舗が展開されている (日本で展開されているBoseの直営店はこちらのリンクから確認できる) 。

Boseがこれらの地域で直営店を閉店する理由について、「eコマース」 の発達を上げている。オンラインショッピングが発達したことでユーザーはインターネット経由で手軽に購入することが可能になった。Bose自身も独自のオンラインショップを運営し自社製品を販売している。さらに、Amazonなどの各ECサイトでも自らの製品を販売していることもあり、ユーザーが直営店を訪れる機会が減っている。

Boseによると、直営店の閉店によって数百人の従業員が解雇されることになり、解雇される従業員に対しては転職支援や退職手当などを用意しているという。

ちなみに、日本や欧米以外で展開する直営店 (中国やUAE、インド、東南アジア、韓国などで合計130店舗存在する) については今後も引き続き営業を行うとのこと。

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