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BenQ、デュアルモニター向けモニターライト「ScreenBar Max」発売。iMac専用「iScreenBar」も

ベンキュージャパンは8月26日、LEDモニターライト「ScreenBar」シリーズの新製品として、デュアルモニター環境向けの「ScreenBar Max」と、24インチiMac専用の「iScreenBar」を発売した。価格はいずれもオープンだが、BenQ公式ストアでは「ScreenBar Max」が4万9500円、「iScreenBar」が2万6910円で販売される(どちらも税込)。

ScreenBarシリーズは2017年に初代モデルが登場してから10周年を迎えた。日本での累計販売台数は21万台を超え、世界では150万台以上を販売している。今回の2製品は、それぞれ「2画面で作業する人」と「iMacのデザインを崩したくない人」に向けた専用モデルとなる。

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2画面を1台で照らす「ScreenBar Max」

「ScreenBar Max」は、BenQとして初めてデュアルモニター環境に対応したモニターライトだ。24~32インチのモニターを2台並べた環境を想定し、1台で約135×58cmの広い範囲を照らせる。

マルチディスプレイ環境では、モニターライト1台では手元の照射範囲が足りなかったり、2台の画面の間に光が映り込んだりする問題がある。ScreenBar Maxは、こうした2画面環境特有の問題に対応するために設計された。

(画像提供:BenQ)

光学系には、従来の「ASYM-Light」を発展させた「ASYM-TriZone Light」を採用。3つのゾーンに分けて光を配光し、画面への反射を抑えながらデスク上を広く照らす。モニター面に対して36度の遮光角を設けており、光源が直接目に入りにくい設計だ。

中央照度は最大1400ルクスで、71cmの照射距離では最大1000ルクス。500ルクス以上の照射範囲は135×58cmに及ぶ。色温度は2700~6000Kの範囲で25K刻みに調整でき、演色性はRa 95以上となっている。

本体背面にはバックライトも搭載する。BenQが「BIAS-Light」と呼ぶバイアス照明技術によって、画面と周囲の明るさの差を抑え、画面を見続ける際の負担を軽減するという。

設置性にも配慮した。アームは前後に最大10cmスライドでき、高さは55cm、63cm、71cmの3段階で調整可能。平面ディスプレイだけでなく、湾曲ディスプレイや縦置きを組み合わせた構成にも対応する。付属のデスククランプは厚さ6cmまでの天板に取り付けられ、6cmを超える場合は別売のスタンドベースを利用できる。

自動点灯・消灯には24GHzミリ波レーダーを採用した。着席を検知すると自動で点灯し、離席などで3分間目立った動きがない状態が続くと消灯する。消灯までの時間は5分、10分、15分にも変更できる。赤外線式と比べてエアコンの風などによる誤検知を抑えられるとしている。

周囲の明るさを検知する環境光センサーも備え、自動調光は最大700ルクスに対応する。前面にはガラス製のタッチコントロールを配置し、輝度や色温度を確認しながら設定できる。

本体カラーはダークグレー。消費電力は最大36Wで、24V/1.5AのACアダプターから給電する。本体サイズは850×374×755mm、重量は約2.65kg。

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iMacと一体化する「iScreenBar」

「iScreenBar」は、24インチiMac向けに設計した専用モニターライトだ。2021年発売のM1モデル、2023年のM3モデル、2024年のM4モデルに対応する。

iMac専用とした理由のひとつが、本体デザインとの一体感だ。アルミニウムの塊からCNC加工で削り出したシームレスな金属ボディを採用し、iMacの筐体と調和する外観に仕上げた。

取り付けには一般的なクランプではなくマグネットを使用する。iMac上部のFaceTimeカメラや内蔵マイク、背面の通気口を塞ぎにくい構造とし、着脱も簡単に行える。背面にはマグネット式のケーブルオーガナイザーも付属し、配線をすっきりまとめられる。

照明にはiMac向けに調整した「ASYM-Light」を採用。モニターへの映り込みを抑えながら、85×50cmの範囲を500ルクスで照らす。中央照度は最大1000ルクスで、色温度は2700~6500Kの8段階から選択できる。演色性はRa 95以上だ。

こちらも24GHzミリ波レーダーによる人検知と、環境光センサーによる自動調光に対応する。自動調光は最大500ルクスで、周囲の明るさに合わせて照明を調整する。

iScreenBarには「Web会議モード」も用意した。中央の光を抑え、左右の照明を強めることで、画面への映り込みやまぶしさを抑えながら、使用者の顔を明るく照らす。

さらに、macOS向けの専用アプリ「iScreenBar」を無償提供する。Mac上から輝度や色温度を調整できるほか、使用するアプリに応じて照明設定を自動で切り替えられる。たとえばSafariでは集中しやすい昼光色、動画視聴時には温白色といった設定が可能だ。時間帯や作業内容に合わせたプリセットも作成でき、USB Type-Cによる電源連携にも対応する。

本体カラーはシルバー、ブルー、グリーンの3色を予定しているが、8月26日の発売時点ではシルバーのみ。ブルーとグリーンは年内の発売を予定している。

最大消費電力は10.5Wで、USB Type-Cから給電する。本体サイズは500×65×78mm、重量は約230g。公式ストア価格は2万6910円(税込)だ。

BenQは今回の2製品を通じ、従来の単体モニター向けとは異なるデスク環境にもScreenBarシリーズを広げる。モニターライト市場の拡大とともに、デュアルモニターやiMacなど、利用環境に合わせて照明を選ぶ動きが強まりそうだ。

また、今回の発表会ではBenQが新たに展開する新ブランド「INFTY Lab」の製品群の参考展示も行われた。BenQによると、同ブランドはMacに美しく調和するワークスペースを実現するために開発されたとのことだ。

ラインアップはモニターアーム「Studio Arm」、ワイヤレスマウス「PS01」、マウスパッド「PLG01」の3種類。モニターアームに関してはStudio Display対応モデルとiMac対応モデルの2種類が用意される。日本国内での発売は現時点では未定だ。