『Battlefield REDSEC』正式ローンチ。シリーズのDNAを受け継いだ基本プレイ無料BFバトロイ

Electronic Arts(EA)とBattlefield Studiosは10月29日、シリーズの最新作となる『Battlefield REDSEC』を正式にローンチした。

本作は『Battlefield 6』のシーズン1開幕と同時に配信され、南カリフォルニアを舞台とする “破壊と戦略” の新たな戦場が開かれた。なお、基本プレイ無料(Free-to-Play)タイトルはシリーズとして初めて。

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バトルロイヤルを再構築、戦術的破壊が戦場を変える

『REDSEC』の中核を成すのは、大胆に再構築されたバトルロイヤルモードだ。プレイヤーは最大100人で広大な戦場へ降下し、武器や装備を収集しながら敵分隊を排除していく。

舞台となる新マップ「Fort Lyndon」は、住宅街やビーチが混在する南カリフォルニアを再現したシリーズ史上最大規模のマップ。爆発や破壊によって刻々と変化するサンドボックス型の戦場で、これまでにない戦闘のダイナミズムが生まれる。

EAはこのモードで新たに “Tactical Destruction(戦術的破壊)” システムを導入。壁や建物といった環境そのものを戦略要素として活用できるようになった。射撃で制圧するだけでなく、破壊を利用して敵の進路を変えたり、即席の遮蔽物を作るなど、より創造的な戦いが可能だ。

BattlefieldゼネラルマネージャーのByron Beede氏は次のように述べている。

「『REDSEC』はBattlefieldのDNAを受け継ぎながら、新しい形で進化させた体験です。Battle Royale、Gauntlet、そしてPortalを通じて、爆発的な戦闘・破壊・ビークルアクションなど、Battlefieldらしさをすべてのプレイヤーが無料で体験できます。」

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競技モード「Gauntlet」と自由な創造を可能にする「Portal」

無料パッケージには、もうひとつの柱として分隊制の競技モード「Gauntlet」が用意されている。

4人1組の分隊×8チームがトーナメント形式で対戦し、5分間のラウンドごとに目標を達成していく。マップやミッションが毎回動的に変化する設計で、即応力とチームワークが勝敗を左右するため、状況判断や連携力が求められる「eスポーツ寄りの新モード」とも言えるだろう。

さらに、シリーズ伝統の「Battlefield Portal」も進化。『REDSEC』では、ユーザーが独自ルールやシナリオを自由に構築できる拡張ツールが追加された。

「ハンマーのみの近接戦」「スナイパー限定の一撃勝負」など、思いのままにルールを設定し、巨大マップ「Fort Lyndon」を舞台にカスタムバトルを楽しめる。スクリプトエディタなど、高度な編集機能がすべて無料で利用可能だ。

シーズン1「Rogue Operations」で進化を続ける

『REDSEC』のローンチと同時に、『Battlefield 6』のシーズン1「Rogue Operations」も始動した。新マップ「Blackwell Fields」や近距離戦に特化した高強度モード「Strikepoint」、3種の新武器などが順次追加される予定だ。

11月19日には「California Resistance」、12月10日には「Winter Offensive」と題した新フェーズも予定されており、シーズン中も継続的なアップデートが行われる。

『Battlefield 6』および『REDSEC』は、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam、EA App、Epic Games Store)でプレイ可能。EAは「プレイヤーとともにBattlefieldを構築していく」としており、今後もコミュニティとの協働を軸に進化を続ける構えだ。

(画像:Electronic Arts)

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