先日、Appleはバッテリーが劣化した古いiPhoneの突然のシャットダウンを防ぐべく、意図的にプロセッサの処理能力を低下させていることを認める声明を発表。
Appleはユーザーへの説明が足りなかったとし、この件に関して謝罪しており、「iPhone 6」以降のバッテリー交換費用を29ドル(3,200円)に値下げすることを発表していたが、この対応が日本でも開始されたことが分かった。
すでに米国ではバッテリー交換費用の値下げを始めたことが判明しているが、本日正午頃にAppleサポートに連絡してみたところ、現在、日本でも3,200円(税別)でバッテリー交換ができるようになっているとのこと。
本来、バッテリー交換は診断テストを行い、80%以下の性能になっていることが認められた場合のみ交換が可能だが、本日iGenerationが伝えたところによると、バッテリーの状態が仮に問題ないと判断されても、ユーザーが交換を希望する場合は交換対応に応じるように、Appleから指示されていることが判明。
おそらく日本でも同じように指示が行われているものと予想されるので、この機会にバッテリーを安く交換しておきたい方は、時間があるときにAppleサポートに連絡してみてはどうだろうか。ちなみに、同値下げは2018年12月まで実施される予定となっている。
【追記】Appleに確認したところ、日本でもバッテリー劣化状況を問わず交換対応してもらえるとのこと。また、バッテリー診断テストではバッテリー以外に問題を検知することもあるため、交換前には必ずバッテリー診断テストを実施するとのことだ。もしバッテリー以外に問題が見つかった場合は、他の問題箇所についても修理の提案を行うことがあるそうです。
Apple、iPhoneのバッテリー交換費用を値下げ バッテリー劣化による処理性能低下問題を受けて
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