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iPhoneの性能抑制問題、バッテリーが劣化していなくても安くバッテリー交換できる模様

対象のiPhoneを持っているなら、バッテリーが劣化していなかったとしても、全てのユーザーがバッテリーの交換を行うことができるようだ。

Appleは、昨年末から劣化したバッテリーを搭載した、古いiPhoneの性能を意図的に抑制していると批判されており、謝罪とともにバッテリーの交換費用を大幅に値下げすることを発表。米国では同サービスがすでにスタートしており、日本でもまもなく提供開始されるとみられている。

Apple、バッテリー交換費用値下げを米国でスタート 古いiPhoneの性能を抑制していた問題で
Appleは旧iPhoneの性能を意図的に低下させていた問題で、iPhoneのバッテリー交換費用を2018年1月後半から大幅に値下げすることを発表していたが、早くも米国内では同サービスの値下げが行われていることが判明した。The Verge...

本来であれば、同サービスはバッテリーが劣化した端末のみ、バッテリー交換を行うことが可能(診断テストで80%以下の性能になった時のみ)と案内されていたのだが、iGenerationによると、AppleのGenius Barのスタッフは、バッテリー診断テストで問題がないと判断されても、ユーザーが交換を希望する場合は交換対応に応じるように、Appleから指示されていることが判明。実質、全てのユーザーが同サービスを受けることが可能だという。

上記はバッテリー診断テストを行った時のスクリーンショット。緑色と赤色、黄色の3種類のゾーンが用意されており、診断結果が緑色のゾーンに入った場合は「合格(Passed)」、黄色のゾーンの場合は「劣化(Consumed)」、そして赤色のゾーンの場合は「失敗(Failed)」に該当。本来のバッテリー交換対応は、この黄色と赤色のゾーンに入った時に実施することになっているが、実際は緑色のゾーンに入っていてもバッテリー交換をすることが可能だったという。

ちなみに、同サービスは前述の通り米国ではスタートしているが、日本ではまだ提供開始されておらず、近日中に詳細が発表されることが案内されている。

Apple、日本国内でもiPhoneのバッテリー交換の値引き対応を開始 通常8,800円が3,200円で可能に(18年12月まで)
先日、Appleはバッテリーが劣化した古いiPhoneの突然のシャットダウンを防ぐべく、意図的にプロセッサの処理能力を低下させていることを認める声明を発表。 Appleはユーザーへの説明が足りなかったとし、この件に関して謝罪しており、「iP...

現在判明している情報としては、バッテリー交換費用は正規価格は8,800円だが、値下げ後の価格は3,200円とお手頃。そして、バッテリーを交換できる期間は2018年1月から2018年12月までで、対象のiPhoneは以下の通り。

今は性能が低下していなくても、使っているうちにバッテリーは必ず劣化する。もし対象のiPhoneを持っているようだったら、年内にバッテリー交換をしてもらってはどうだろうか。

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