当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Backbone、Bluetooth対応のハイエンドモデル 「Backbone Pro」 発表。価格は169.99ドル

モバイルゲーム向けコントローラーを手がけるBackboneは、新製品「Backbone Pro」を発表した。USB-C接続およびBluetooth接続に対応し、スマートフォンに直接装着する従来の使い方に加えて、タブレットやPC、スマートテレビ、VRヘッドセットなど幅広いデバイスでの利用が可能だ。米国における販売価格は169.99ドル (約2万6千円前後) で、近日発売予定となっている。

スポンサーリンク

Backbone Oneの上位モデル 「Backbone Pro」 登場

Backbone Proは、2020年に登場した「Backbone One」の上位モデルにあたり、プロユーザーや多様なプレイ環境を想定した設計となっている。形状は従来のバックボーンシリーズを踏襲しつつ、フルサイズのアナログスティック、背面ボタン、グリップ形状の改良など、ハードウェアの多くが刷新された。

特筆すべき点は、Bluetooth接続機能の追加によるマルチデバイス対応だ。AppleのVision ProやMeta Questシリーズを含むVRヘッドセット、Mac/PC、Samsung Gaming Hub搭載のスマートテレビなど、対応機器の幅が広がっている。また、内蔵バッテリーによって最大40時間の連続使用が可能だ。

接続の切り替えには、同社が「FlowState Technology」と呼ぶ独自機能が用いられており、AirPodsのようなシームレスなデバイス間移行を実現。従来型のBluetoothコントローラーのように、接続するデバイスを切り替えるごとに発生していたペアリングの手間が解消される。

本デバイスの動作は、主に同梱の「Backboneアプリ」が引き続き中核を担う。アプリ内ではApp StoreやGoogle Play、Apple Arcade、Netflix Gamesなどのモバイルゲームだけでなく、Xbox Remote Play、Steam Link、Nvidia GeForce NOWなどのクラウド/リモートプレイにも対応。また、エミュレーター機能も統合されており、レトロゲームのプレイも可能だという (対応プラットフォームの詳細については現在確認中)。

加えて、ゲーム検索機能「Smart Search」が新たに導入され、複数プラットフォームを横断した検索と起動が可能に。月額課金のBackbone+加入者には、無料ゲームのライブラリ提供や映像配信機能などの特典も提供される。

Backbone Proは、USB-C端子を搭載するAndroid端末およびiPhone 15以降のモデルに対応。2種類の磁気アダプターが付属し、スマートフォンケースの有無に応じた調整が可能だ。

価格設定は従来モデルよりも高めの169.99ドルだが、複数プラットフォームに対応した拡張性や、物理設計の改良を考慮すれば、モバイルゲームの新たなスタンダードとして注目される製品となりそうだ。

関連リンク

(画像:Backbone)