ソースネクストは6月20日、Backboneが手がけるスマートフォン用ゲームコントローラー 「Backbone One」 の国内販売代理店となったことを発表。今後、全国の家電量販店を通じて、Backboneの製品を国内展開していく。
同発表にあわせて、今年3月に米国で投入された 「Backbone One」 の第2世代モデルを発売した。 PlayStation 5のDualSenseコントローラーから着想を得たPlayStationデザインモデルと、黒筐体のスタンダードモデルの2種類を展開する。それぞれに、スマートフォン接続用のコネクタがUSB Type-CタイプとLightningタイプの2種類が用意され、価格はどちらも19,800円(税込)。
「Backbone One」 の純正キャリングケースも取り扱う。3,998円(税込)で購入可能だ。
「Backbone One」 とは、伸縮式のホルダーにスマホを接続することで、スマホをゲーム機に変えられるコントローラーで、いつでもどこでもスマホでゲームをプレイすることが可能だ。対応するスマートフォンはiPhoneとAndroid。
対応するサービスは、PlayStationおよびXboxのリモートプレイのほか、「PlayStation Plus プレミアム」 や 「Xbox Game Pass Ultimate」 向けに提供されているクラウドストリーミングサービス。GeForce NOWを利用したクラウドゲームをプレイすることも可能だ。さらに、ゲーミングPCがあれば、Steam Linkを介してSteamのゲームをプレイすることが可能だ。
なお、第1世代モデルと第2世代モデルの違いとしては、取り外し可能なアダプタが付属するようになったことで、より多くのスマートフォンやスマートフォンケースで利用できるようになったこと。加えて、方向パッドやボタンが刷新され、より正確なゲームプレイを可能にしている点が挙げられる。
また、Androidデバイスに限り純正アプリ 「Backbone」 を利用することで、モバイルゲームにおけるオンディスプレイの仮想ボタンをゲームパッドの各種ボタン・スティックに割り当てることが可能だ。
USBケーブルでスマートフォンやタブレット、PCと接続することで有線のゲームパッドとしても機能させられる。外出先で大画面のディスプレイでゲームをプレイしたいときなどには有効だろう。
筆者は、先日からHoYoverseの新作アクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』をプレイし始めたが、就寝前や移動などにはこの 「Backbone One」 を使用しているため、近いうちに同デバイスの使用感等をレポートできたらと思う。