麻布台ヒルズで「クリスマスマーケット2025」開幕。初出店が増えた今年の雰囲気をチェックしてきた

麻布台ヒルズの冬の風物詩となったクリスマスマーケットが、11月22日(土)に中央広場でスタートした。今年は5つのヒルズで展開される「CHRISTMAS HILLS 2025」の一環として、街全体でホリデーシーズンを盛り上げる企画が展開されている。前日の21日(金)にメディア向けの内覧会が行われ、会場の様子や今年の注目ポイントを一足先に見ることができた。

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できたてグルメとクリスマス雑貨が集まる冬のマーケット

「麻布台ヒルズ クリスマスマーケット 2025」は、物販5店舗と飲食12店舗の計17店舗が集まる屋外イベントだ。今年もライブ調理のグルメや、クリスマス気分を高める雑貨が多数並び、会場はホリデーシーズンらしい華やかなムードに包まれていた。

物販では、ドイツのクリスマス雑貨で知られるケーテ・ウォルファルトが今年も出店しており、関東最大級の規模で来場者を迎える。麻布台ヒルズ限定の「ウィンター・ワンダーランド」シリーズが販売されるほか、新作スモーキー「くるみ割り人形の王様」も注目商品として登場するなど、クリスマスムードを盛り上げるアイテムが揃っている。

初出店のSiKiTOやMAMBO by CLASKAなどもあり、今年は新規ブランドが増えている点が特徴だ。ギフトラッピングやギフトセットも用意されており、プレゼントを探す人にも便利なラインアップになっていた。

飲食エリアでは、ラクレットチーズをたっぷりかけて仕上げるDining 33のグリル、Minimalの「チョコレートストロベリー」、Brezel Kingの発酵バタープレッツェルなど、写真映えとライブ感のあるメニューが揃う。内覧会では一部メニューを試食することができたので、写真でご紹介する。

今年は平日限定のランチセットや複数人向けシェアセット、グリューワインのポットサービスといった新しい試みも実施されており、時間帯や利用シーンに合わせて楽しめるようになっていた。

また、麻布台ヒルズ内の各店舗では、ケーキをはじめとした多数のクリスマスグルメが販売される。今回の内覧会では、Dining 33併設のパティスリー「Dining 33 Pâtisserie à la maison」の4種類のケーキも特別に試食させてもらった。

サンタクロースの帽子とひげをイメージした「シャンティノエル」は、甘酸っぱい木苺のゼリーに優しい甘さのクリームがマッチして、見た目も味もクリスマスにぴったりなケーキになっていた。

チョコレートケーキが好きなら、「ビュッシュ・ド・ノエル」がオススメ。外側のパリパリとしたチョコレートの食感と、ふわふわのスポンジ生地の組み合わせが絶妙で、個人的には一番お気に入りだった。

1人用のケーキは、「ノエルオランジュ」と「シャンティフリュイ」が用意。どちらも爽やかな柑橘系の風味で、甘すぎないクリームとの組み合わせで上品な味わい。「シャンティフリュイ」は予約なしでも購入できるので、なにかと忙しい12月を乗り切った自分へのご褒美として買って帰るのもオススメだ。

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5種類のライト演出が施された本物のもみの木ツリー

中央広場の芝生エリアには、本物のもみの木を使ったクリスマスツリーが登場する。会場では、ライティングデザイナーの加藤久樹氏が手掛けた5種類の光の演出が行われ、夜は特に幻想的な雰囲気が強まっていた。

また、会場内のキオスク(MIKOSHI)では、小さなサイズのもみの木を期間限定で販売する。自宅に飾れるリアルツリーを扱うイベントは珍しいため、この機会に購入してみてはどうだろうか。

そのほか、会場限定デザインのマグカップや、サンタとのグリーティングイベントなど、ファミリー層にも刺さる企画が揃っている。

今年は初出店が多く、飲食エリアのサービスも強化されている印象だった。昼の明るい雰囲気と、ライトアップが映える夜ではガラリと表情が変わるため、訪れる時間帯でも楽しみ方が変わりそうだ。麻布台ヒルズのクリスマスマーケットは、12月25日(木)まで開催される。

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