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ASUS Zenbook DUO UX8406MA レビュー|PC全面がディスプレイになった新モデルはマルチタスクを加速させる

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ASUS JAPANは、2つの画面を搭載した最新ノートPC 「ASUS Zenbook DUO UX8406MA」 の国内発売を発表。3月4日から予約受付を開始した。

本モデルは、最新のIntel Core 9プロセッサーを搭載するほか、14インチの有機ELディスプレイを2つ搭載したことで、様々なスタイルでの作業を実現してくれる革新的な最新モデル。

今回の予約開始に先立ち、ASUS JAPANから 「Zenbook DUO UX8406MA」 の実機をお借りし、実際に使ってみることができたので、本稿では同製品を実際に使ってみた感想等をレビューとしてお届けしたいと思う。

デザイン

「Zenbook DUO UX8406MA」 は、一般的なノートPCとおなじ形状をしていながらも、本来キーボードを搭載する部分にもう1つの画面を搭載した 「Zenbook DUO」 シリーズの最新モデル。

同シリーズには、これまでも2枚のディスプレイが搭載されていたものの、従来モデルはキーボード側の半分をディスプレイが覆う形状だったのに対して、今回の新モデルはキーボード部分をすべてディスプレイに置き換えたことで、ノートPCでありながら2つの画面を使い、さまざまなスタイルで作業できる。

本モデルには脱着式のBluetoothキーボードが付属し、キーボードを本体から離して使用できるほか、セカンドディスプレイの上に設置して使うことで、一般的なノートPCと同じような感覚で使うこともできる。キーボードはJIS配列が採用。

本体カラーは 「インクウェルグレー」 1色のみ。セカンドディスプレイの背面には、40°〜70°に調整可能なキックスタンドが用意されていて、画面を縦に2つ並べるときなどに使用する。

本体には14インチの有機ELディスプレイが2つ搭載。どちらもタッチ操作に対応しており、解像度は3K (2,880 × 1,800ドット) 、最大リフレッシュレートは120Hz、画面応答速度は0.2ms。画面比率は作業効率の高さから人気の16:10を採用した。

有機ELディスプレイということで画面はとにかく綺麗で、映画などの視聴も捗る。DCI-P3 100%の広色域に対応しているため、映画等の映像を綺麗な画面で楽しめるほか、コンテンツクリエイターは正確な色味でコンテンツを作成することができる。120Hzのリフレッシュレートや0.2msの画面応答速度のおかげで目への負担も少なく、長時間の作業も疲れにくい。

本モデルは縦・横置きを組み合わせることで、5つのモードで使用可能だ。

上記が 「ノートPCモード」 。セカンドディスプレイの上にキーボードを設置し、 Pogoピンで接続することで、一般的なノートPCと変わらない操作性を実現している。

キーボードはマグネットでカチッと本体にくっつく仕様。膝の上など少し不安定な場所でもズレを心配せず使うことができる。

キーボードは薄型キーが採用されていて、従来のZenbookシリーズと同じような打ち心地。タイプ音も静かで、図書館など静かな場所での作業も安心だ。

できる限り軽量にして持ち運びたいときには、キーボードを持ち歩かずにセカンドディスプレイ上にバーチャルキーボードを表示させて使う 「ノートPCモード (バーチャルキーボード)」 が便利。

バーチャルキーボードはセカンドディスプレイにフルで表示すると、バーチャルトラックパッドも使用可能。

通常のキーボードと操作感が異なるため、慣れないうちは誤字脱字なども頻発する印象だが、慣れれば物理キーボード無しでも十分に作業できるようになりそうだ。タブレットでの文字入力に慣れている方であればすんなりと入ることができそうだ。

画面はタッチで操作するからトラックパッドは不要だという人は、画面の半分だけを使ってキーボードだけを表示し、タッチパッドを表示しない設定にすることもできる。こうすることでセカンドディスプレイの上半分はコンテンツを表示する領域として使用できる。

背面のキックスタンドを利用して2つの画面を縦に並べるのが 「デュアルスクリーンモード」 。一般的なノートPCよりも画面が1つ多いため、たくさんのウィンドウを開いてのマルチタスク作業も捗る。

2つの画面が同じサイズということもあり、違和感のないデュアルディスプレイ環境を構築できるのが筆者としてはお気に入りポイントのひとつだ。

背面のキックスタンドを最大まで開き、2つの画面を横に並べて19.8インチの1つの画面のようにして作業できるのが 「デスクトップモード」 。

画面と画面の間にはベゼルがあり、完全に1つの画面として使うにはちょっぴり違和感があるため、左右の画面にウィンドウを分けて作業するのがオススメだ。

画面のヒンジを180°に開いて画面を完全にフラットに倒してしまえば、対面の相手への情報共有がスムーズにできる 「共有モード」 も搭載。画面の表示は相手が見やすいように回転するため、資料を見せてのプレゼンなどもしやすい。

上記の5つのモードすべてを1台でこなすことができるのが、「Zenbook DUO UX8406MA」 の最大の特長だ。もはやできないことはないのでは?と思えるほどの便利さで、慣れてしまったら別のノートPCに乗り換えることができなくなってしまいそう。

本体サイズは幅313.5 × 奥行き217.9 × 高さ14.6~19.9mm。キーボードはかなり薄く、セカンドディスプレイ上に取り付けていても違和感なくタイピングできる。

キーボード取り付け時

キーボード取り外し時

重量は本体のみで1.35kg、キーボード搭載時には1.65kg。14インチの画面を搭載した一般的なノートPCと同じくらいの重量で、持ち運びに困ることはない。もしもっと軽くしたければ、キーボードを取り外して持ち歩けばOKだ。

外部インターフェイスは、Thunderbolt 4 (USB Type-C) が2ポート、USB 3.2 Gen 1 (USB Type-A) が1ポート、HDMIポートに加えて、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック。これらのポートはすべてセカンドディスプレイ側に搭載している。

また、キーボード部分にもUSB Type-Cポートが搭載。同ポートを通じて本体を充電できる。ASUS JAPANの担当者に聞いたところ、このポートはあくまで充電用で、データ転送はできないとのことだった。

ACアダプターは先端部分が外れる仕様

付属品は65WのACアダプターとUSB Type-C to Type-Cケーブル、スタイラスペンの 「ASUS Pen 2.0」 。スタイラスペンが同梱されるため、クリエイティブな作業をする人も別途購入しなくて良いのが嬉しいところ。

スタイラスペン 「ASUS Pen 2.0」 が同梱

ちなみに、本製品には 「Microsoft Office Home and Business 2021 (デジタルアタッチ版)」 と 「Microsoft 365 Basic」 の1年間使用権、さらには 「Xbox Game Pass Ultimate」 の3ヶ月利用権も付属する。

パフォーマンス

「Zenbook DUO UX8406MA」 には、AI処理に特化した最新プロセッサー 「Intel Core Ultra」 シリーズの最上位モデル 「Intel Core Ultra 9 プロセッサー 185H」 が搭載。

どれほどの性能なのか、Cinebench (2024) とGeekbench 6、PCMark10でベンチマークスコアを計測してみた。

結果は、Cinebench (2024) がマルチコア522pt、シングルコア92pt。Geekbench 6がマルチコア12913、シングルコア2429。PCMark10は6306。

GPUは、統合型の 「Intel Arc グラフィックス」 を搭載。独立GPUではないため、重めのゲームには対応できないものの、カジュアルゲームをプレイしたり、動画や画像編集などの作業には十分に対応できる。

GPUスコアについては、Geekbench 6でベンチマークスコア (OpenCL) を計測してみたところ、31715という結果になった。

また、この高性能を支えるのがASUSの最新の冷却テクノロジーだ。マザーボードとセカンドディスプレイのOLEDパネルの間にはヒートスプレッタが搭載されており、CPUとGPUのスロットリングを防ぎ、最大合計TDP35Wでの動作を実現している。

SSDの転送速度

メモリ容量は32GB (LPDDR5X-7467) 、ストレージはPCI Express 4.0×4接続の1TB SSD。

実際に使ってみて感じたこと

「Zenbook DUO UX8406MA」 を数日間使ってみて、「もはやこのデバイスはノートPCじゃない」 というのが筆者の正直な感想だ。

ノートPCでありながら2つの画面を搭載するという 「Zenbook DUO」 シリーズの生産効率の高さや面白さには以前から惹かれていたが、今回のアップデートで14インチの画面を2つ搭載したことでどこでもデスクトップ化が可能。もはやノートPCの域を超えてしまったように感じている。

普段、自宅や会社でデュアル or トリプルディスプレイ環境を構築して作業している人からすれば、外出時などにノートPCの1つの画面だけで作業していると 「この作業、もう1つ画面欲しいな」 と感じる場面は結構多いのではないだろうか。

それを14インチの2つの画面で作業できるのは大きなメリットで、しかもどちらも有機ELでタッチ操作対応と、使いやすさをとことん追求したデバイスだと言えるだろう。

「Zenbook DUO UX8406MA」 の価格は349,800円(税込)。発売は2024年3月13日(水)を予定している。

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(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。