3月13日、ASUS JAPANは同社ゲーミングブランド ｢ROG｣ の新製品発表会を報道関係者向けに開催。2023年最新のゲーミングノートパソコン10製品24モデルを発表した。
このうち本稿では、もっと気軽にゲームを楽しみたいという方のためのゲーミングノートパソコン ｢TUF Gaming F15／ASUS TUF Gaming A15｣ について触れる。他モデルについてはそれぞれ別記事で紹介するため、そちらを参照いただきたい。
堅牢性とコスパを重視したゲーミングノートパソコン
TUF Gaming F15
今回発表された ｢TUF Gaming F15／ASUS TUF Gaming A15｣ は、精密機器ということを過度に気にせず気楽に扱えるミリタリースペックの堅牢性と、コストパフォーマンスに優れたハードウェアを組み合わせた、誰にでも使いやすいゲーミングノートパソコン。
Intel CPUを搭載した ｢TUF Gaming F15｣ およびAMD CPUを搭載した ｢ASUS TUF Gaming A15｣ の2機種が用意される。どちらも、米国の軍事物資調達規格であるMIL規格 (MIL-STD 810H) の基準をクリアしており、通常のゲーミングノートに比べて高い堅牢性を実現している。高温や衝撃・振動に対して高い耐久性をもつ。
また、筐体デザインについても過度なゲーミングノートらしさは出さず、あえてシンプルなデザインを採用する。ただし、天板とタッチパッドには目立たない程度にTUFマークを配し、パームレスト部分にはスタイリッシュな英文を入れ、さらにキーボードのWASDキーにスケルトンキーを使用することで特別感を演出している。
TUF Gaming F15
スペック面については、｢TUF Gaming F15｣ はCPUにインテル Core i9-13900Hプロセッサーを採用し、メインメモリはDDR4-3200 16GB。ストレージは512GB (PCI Express 4.0 x4接続)。グラフィックスは、NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU。画面は、15.6型液晶1,920×1,080ドット(144Hz)。
TUF Gaming A15
｢ASUS TUF Gaming A15｣ は、CPUにAMD Ryzen 9 7940HS (8コア/16スレッド)を採用し、メインメモリはDDR5-4800 16GB。ストレージは1TB (PCI Express 4.0 x4接続)で、グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを採用する。画面は、15.6型液晶2,560×1,440ドット(165Hz)。
通信は、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応したLANポート(RJ45)が利用できるほか、Wi-Fi 6をサポートする。
キーボードはテンキーのほか、音量の調節やマイクのミュートなどができる4つのホットキーを搭載。
内部パーツの冷却は、本体に搭載された4つの通気孔と、ASUS独自のファンシステム ｢Arc Flow Fans｣ で行う。静音ながら、大風量で本体内部の熱を排出する。
TUF Gaming A15
インターフェースには、USB Type-A (USB 3.2 Gen 1) x2、USB4に対応したポートと、USB Type-C (USB 3.2 Gen 2) に対応したポートのふたつを搭載。どちらも画面出力に対応するが、画面出力用の端子として別途HDMI 2.1も搭載する。
バッテリー駆動時間は約9.6〜10.4時間。搭載OSはWindows 11 Home。本体サイズは幅354.9mm×奥行き251.9mm×高さ22.45～24.95mm、重量は2.2kg。カラーラインナップはメカグレーのみ。
価格は、Intel CPUを搭載する ｢TUF Gaming F15｣ が239,800円、AMD CPUを搭載する ｢ASUS TUF Gaming A15｣ が259,800円 (いずれも税込) 。前者は2023年3月下旬、後者は2023年5月以降に発売予定だ。
(画像提供：ASUS JAPAN)
