
ASUS JAPANは10月8日、クリエイター向けブランド「ProArt」から、NVIDIAの新しいAIプラットフォーム「RTX Spark N1X」を搭載したノートPC「ProArt P16(H7607)」と「ProArt P14(H7407)」の日本国内での取り扱いを発表した。
両モデルは、生成AIやAIエージェント、動画編集、3Dレンダリングなど、AIを活用したクリエイティブ作業をノートPC上で行うための新世代モデルだ。16型の「ProArt P16」と14型の「ProArt P14」を用意し、据え置きに近い環境で制作したいユーザーと、持ち運びながら制作したいユーザーの双方に対応する。
日本では10月下旬以降の発売を予定しており、ASUS Storeのほか、Amazon.co.jpや主要家電量販店などで販売する。価格や具体的な発売日は後日案内予定。
RTX Sparkを搭載した新世代のProArtノート
今回の2機種で注目されるのが、NVIDIAの新しいAIプラットフォーム「RTX Spark N1X」の採用だ。ASUSはこれを、ローカル環境で生成AIやAIエージェントを活用したり、動画や3Dコンテンツを制作したりするためのプラットフォームとして位置付けている。
「RTX Spark」は、NVIDIA Blackwell世代のRTX GPUとNVIDIA Grace CPU、ユニファイドメモリを統合した構成を採用する。今回のProArt P16とP14には、その「RTX Spark N1X」を搭載しており、最大1ペタフロップスのAI性能をうたう。最大128GBのユニファイドメモリを搭載するモデルも用意し、大規模なAIモデルや大容量データを扱う用途にも対応する。
CPUとGPUが高速なユニファイドメモリを共有するため、AI処理だけでなく、動画編集や3Dコンテンツ制作などでも大容量データを扱いやすい構成となっている。Adobe Creative Cloud、DaVinci Resolve、Blender、CapCut、ComfyUIなど、RTXアクセラレーションに対応するクリエイティブアプリの利用も想定している。
ラインアップは16型のProArt P16(H7607)と14型のProArt P14(H7407)の2機種。P16は広い作業領域を確保したいユーザー向け、P14は持ち運びながら制作したいユーザー向けとなる。
P14は14型の「ASUS Lumina Pro OLED」を搭載し、2880×1800ドットの3K解像度に対応する。最大1600ニトのピーク輝度、120Hzの可変リフレッシュレート(VRR)にも対応し、高い色再現性も備える。
本体は精密なCNC加工による筐体を採用。カラーは「ナノブラック」と「ネオホワイト」の2色を用意する。ナノブラックは指紋が付きにくい仕上げ、ネオホワイトは特殊なサンドブラスト加工による質感を特徴としている。
P14は高い処理性能を備えながら、厚さ約13.9mm、重量約1.48kgに抑えた。外出先へ持ち出してAI処理やクリエイティブ作業を行う用途も想定した設計だ。
ASUS独自のAI対応アプリも搭載する。「Story Cube」は、写真や動画などのコンテンツをAIで自動的に整理・分類するマルチメディア管理アプリで、大量の素材から目的のファイルを探す際などに利用できる。
「MuseTree」は、テキストや画像をもとにアイデアを視覚的に広げる生成AIツール。入力したアイデアやコンセプトに関連するビジュアルを生成でき、デザインやイラスト、コンセプトアートなどの制作を支援する。
日本での発売は10月下旬以降を予定しているが、価格と具体的な発売日は現時点では明らかになっていない。ASUS Storeに加え、Amazon.co.jpや主要家電量販店などで販売する予定だ。国内での予約開始時期についても、今後あらためて案内する。
(画像:ASUS)
