AppleはARMプロセッサを搭載したMacBookを開発中であると噂されているが、同プロセッサの搭載はMacBook AirでもMacBook Proでもなく、廃止された12インチMacBookの復活によって実現される計画なのかもしれない。これまで何度か正確なリーク情報を提供してきたTwitterアカウントが20日に伝えた(via MacRumors)。
同アカウントの情報によれば、AppleはARMベースのプロセッサを搭載した12インチMacBookを開発中であるとのこと。さらにミニLEDディスプレイと内蔵型Touch IDを搭載したiPad Airが用意されるという。
2021年までに登場予定のApple製品が複数判明か
同アカウントは以下のデバイスをAppleが開発中であると伝えている。
- AirPods 3 (Lite)
- Apple TV
- AirTag
- iMac
- MacBook (ARMベース)
- Mac mini
- AirPods X (純正ヘッドホン)
- HomePod mini
- ワイヤレス充電器
- iPad Air (第4世代/Touch ID画面内蔵)
- iPad (第8世代/A12搭載)
- 独自開発ゲームコントローラー
- iPhone 12 Lite
- iPhone 12 (6.1インチ)
- iPhone 12 Pro (6.1インチ)
- iPhone 12 Pro (6.7インチ)
前述以外に注目されるのはAppleが純正のゲームコントローラーを作っているという話。
そもそも今回の情報が本当なのかどうかはさらなる審議が必要ではあるものの、Apple Arcadeでゲーム業界に足を踏み入れたAppleにとってゲームコントローラーの投入はある意味必要不可欠。これまでもサードパーティ製コントローラーを販売してきたことがあるが、Appleが改めてiOSデバイスと連携抜群なコントローラーを作っていても何の不思議もないだろう。
ちなみにこれらの情報を伝えた同アカウントは、次期iPhoneに関して、A14プロセッサが搭載され、より小型なノッチが実装されること。さらに最大120Hzのリフレッシュレートの画面が採用されること、そして全てのモデルで5Gネットワークのサポート、新色として 「ネイビーブルー」 が投入されることを伝えている。
また、新型モデルの登場が期待されているiMacについては発売の遅延が起きていることと、次期iPhoneに搭載予定のA14プロセッサ(TSMC製)には遅延が発生していることを伝えている。
これらの情報がどれほど正確なのかは不明だが、同アカウントは過去にも正確なリーク情報を提供したことがあるため信ぴょう性がゼロとも言い切れない。ただし中には画面内蔵型Touch IDがiPad Airで実装されるという現在のAppleのラインナップには相応しくないと思われる情報もあるため、すべてが正しいとするのはやや時期尚早と言えるのかもしれない。
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