
シャープは、スタンダードクラスの新スマートフォン「AQUOS sense10」を発表した。国内ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル、J:COM、そしてSIMフリーモデルとしても展開。発売は11月13日から順次開始され、台湾、インドネシア、シンガポールなど海外市場にも展開する予定だ。
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「Snapdragon 7s Gen 3」で処理性能が大幅向上
AQUOS sense10は、シリーズの特徴である「堅実な性能と長持ち設計」を継承しつつ、処理性能とAI体験、カメラ機能を大幅にブラッシュアップしている。
搭載するチップセットは、Qualcommの「Snapdragon 7s Gen 3」。前世代機(AQUOS sense9)と比べてCPU性能が約20%、GPUが約40%、AI処理性能が約30%向上した。AI機能など高度な処理を要する場面でも快適に動作する。
ディスプレイには省電力かつ高輝度な「Pro IGZO OLED」を採用。1〜120Hzのリフレッシュレートでスクロールも滑らかだ。全白輝度は1,500ニトに達し、屋外でも視認性を確保する。
バッテリーは5,000mAhの大容量で、1日10時間の利用を想定した場合でも2日間使えるロングライフ設計となっている。
カメラと通話に新AI機能。写り込みゼロと声だけ伝わる体験を実現
カメラは5,030万画素のメインセンサーを採用し、AIによる画像合成で夜景やズーム撮影時もディテールを保持する。さらに、新搭載の「ショーケースモード」では、ガラス越しに撮影した際の反射や写り込みをAIがリアルタイムで補正。ショーウィンドウや展示物を撮る際にもストレスがない。
通話面では、AI音声分離技術「Vocalist(ボーカリスト)」を新搭載。ユーザーの声をAIが学習し、通話中に周囲のノイズや他人の声を自動で除去する。電車内やカフェといった騒がしい場所でも、自分の声だけがクリアに相手に届く。
sense10のカラーバリエーションは、ファッションをテーマにした全6色。ジーンズの色味をイメージした「デニムネイビー」を中心に、「カーキグリーン」「ペールピンク」など、日常に馴染む柔らかなトーンを揃える。
さらに、純正アクセサリーとして「SPINGLE(スピングル)」「児島ジーンズ」「BLUE SAKURA」といった国産ブランドとのコラボケースも用意。スタンダードモデルでありながら、所有する楽しさを意識したラインナップとなっている。
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