現地時間12月6日、AppleはApp Storeの価格設定に関する改定をアプリデベロッパー向けに発表した。
改定は過去最大規模とされており、新たに700の価格帯が用意され、デベロッパーはこれまで以上に高い自由度でアプリの価格を設定できるようになった。
最低価格がこれまでの160円から50円に引き下げられたほか、10円刻みの価格設定が可能になっている。
具体的には、50~2,000円は10円毎で設定できるほか、100~15,000円は100円毎、500~49,800円は500円毎、1000~99,800円は800円刻みに設定できる。
また、開発者からリクエストがあった場合にのみ、最大160万円の高価格帯の価格設定も可能になる。
今回の価格改定により、App Storeの価格は合計87から900に増えることになる。
上記改定は、まず本日から自動更新に対応するサブスクリプションアプリから対応がはじまり、来年春に有料アプリとアプリ内課金で利用できるようになる。
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(画像:Apple)