Appleは今秋、Apple Watchの全ラインナップを刷新する計画との噂がある。既報では、最も注目される最上位モデルは 「Apple Watch Edition」 を 「Apple Watch Pro」 に置き換える形で、画面の大型化&バッテリー容量増大などで “プロ化” すると伝えられているが、エントリーモデルであるApple Watch SEについても新型モデルが投入される可能性があることがわかった。
この情報を伝えているのは、米Bloombergの著名記者Mark Gurman氏。同氏は、Apple Watch Series 8の全ラインナップの刷新を伝え、各モデルの特徴について説明した。
Apple Watch SEの新型モデルが登場?
Mark Gurman氏によると、今秋に登場する新型Apple Watchは以下のラインナップになるとのこと。各モデルの特徴や価格についてもまとめておく。
Apple Watch SE (第2世代)
・40mmモデル:279ドル〜
・44mmモデル:309ドル〜
筐体素材:アルミニウム
特徴:Apple Watch Series SEの後継モデル。上位モデルとなるApple Watch Series 8と同じ新チップS8が搭載されるが、体温センサーが搭載されない見通し。
Apple Watch Series 8
・41mmモデル:399ドル〜
・45mmモデル:429ドル〜
筐体素材:アルニウム、ステンレススチール
特徴:Apple Watch Series 7の後継モデル。新機能として体温センサーが搭載される可能性、新チップS8が搭載されるが、SiPの性能は前モデルと実質的に同じ。
Apple Watch Pro
・サイズ不明 (対角は1.99インチ?):900ドル〜 or 999ドル〜
筐体:チタニウム
特徴:Apple Watch Editionを置き換える形で投入されるプロモデル。画面サイズが対角2インチになることで、画面面積が従来比7%増加。割れた時に飛散しにくいディスプレイ用ガラス、より長いワークアウトを可能にする大容量バッテリーが搭載されるという。体温センサーを搭載、SiPはS8。
Mark Gurman氏の情報が正しければ、Apple Watch SE(第2世代)と、Apple Watch Series 8の違いは画面サイズと体温測定センサーが搭載されるかどうかという点になるとみられる。
この差額を高いと見るか安いと見るかは人それぞれとは思うが、もしこれだけの性能差であればSEを選ぶユーザーも多そうだ。果たして本当に今秋Apple Watch SEが登場するのだろうか。
(画像:Apple)