今秋に発売予定のApple Watch Series 7には、生産上の問題があり、発売が遅れることが囁かれていた。しかし、同問題は既に解決済みで例年どおり9月下旬に発売する予定であると、著名アナリストが伝えていることがわかった。
Apple Watch Series 7の製造上の問題が解決、9月下旬に発売へ
(via Patently Apple)
この情報を伝えているのは、TF International SecuritiesのMing-Chi Kuo氏。Appleの未発表製品に関して高い予測制度を持っていることで有名な人物だ。
同アナリストによれば、Apple Watch Series 7はフラットエッジのデザインを採用するなど、デザインの刷新が予定されている。このデザインの刷新に伴い、Apple Watchは従来よりも多くの製造過程を踏む必要があるとのこと。
その中でもディスプレイの組み立てに苦心していると伝えられており、ディスプレイの明滅やタッチスクリーンの感度に問題を抱えていたという。
しかし、現在は同問題は解決済みで、まもなく量産が開始される予定であるとのこと。今月中旬~後半には大量生産が開始される予定となっており、Apple Watch Series 7は例年どおり今月下旬に発売する予定であるという。
Apple Watch Series 7は、来週開催される新製品発表イベント 「California streaming.」 にて、新型iPhoneとともに発表されるものとみられている。
なお、Kuo氏は来年発売のApple Watch Series 8について、温度測定センサーなど新たな健康管理機能が搭載される予定であるとのこと。2022年のApple Watchの出荷数についても、Appleは楽観的な見方を持っていると伝えている。
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