今秋に発売するとみられるApple Watchの新型モデル 「Apple Watch Series 7 (仮称)」 には、両面デザインの小型チップが搭載され、内部のスペースを節約することが可能になると台湾業界メディアDigiTimesが伝えている (via MacRumors)。
従来チップよりも小さい 「S7」 チップが採用?
DigiTimesによると、「Apple Watch Series 7」 には、台湾のサプライヤーASE Technologyの両面SiPが搭載されるとのこと。
チップの両面化は、デバイス内のチップ占有面積を小さくすることが可能とみられ、デバイスの小型化やバッテリーの増量、新しいコンポーネントの搭載などが可能になる。これまでのリーク情報では、「Apple Watch Series 7」 はわずかに厚みが増えると伝えられていることから、デバイスの小型化ではなく、より容量の大きなバッテリーを搭載する可能性がありそうだ。
これまでの情報によると、Apple Watch Series 7は現行デザインからの刷新が予定されており、ディスプレイのさらなる狭額縁化に加えて、新しいラミネーション技術の採用でディスプレイとガラスパネルとの間の隙間を減らす工夫がなされるという。新カラーとしてはグリーンが追加される模様。
また、Apple Watchの性能を引き上げる新プロセッサ、改善されたUWB (Ultra Wide Band:超広帯域無線通信) の搭載が予定されているが、以前から噂されている体温センサー・血糖値センサーについては来年以降の搭載になると伝えられている。
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( via MacRumors )