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Apple Watch Editionに在庫切れが発生中。今秋の新モデル投入に向けて高価格モデルの供給量が減少か

チタニウム筐体を採用した 「Apple Watch Series 7」 の最上位モデル 「Apple Watch Edition Series 7」 は、一部モデルで在庫切れが発生している。米Apple系ニュースサイトMacRumorsが現地時間8月2日に伝えた内容によると、「Apple Watch Edition Series 7」 の41mm/45mmモデルの一部モデルで在庫切れが確認できたとのこと。

在庫切れは米国やカナダ、イギリス、フランスなど主要国の多くで発生しており、日本のApple公式サイトでも41mm/45mmの両方で一部モデルが注文できない状態となっている。

この在庫切れは、おそらく今秋の新型モデルの投入に向け、Appleが供給数を絞っていることが影響しているものと予想される。今秋にAppleは 「Apple Watch Edition」 に変わるハイエンドモデルを投入する可能性が指摘されているが、今回の一部モデルで起きている在庫切れがこれと関係しているかは定かではない。

その理由は、毎年8月頃にApple Watch Editionの在庫不足が発生しているからだ。価格の高さから、アルミニウム、ステンレススチールモデルに比べて販売数が多くないApple Watch Editionは早いうちに供給量 (供給数) が絞られるケースがある。今年もおそらく同様のことが起きているのではないかと推測する。

一方で、Appleが新たに世に出そうとしている新型モデルへの期待が高まっているのも事実。噂では 「Apple Watch Series 8」 には、合計で3つのモデルが投入される予定だという。従来どおり対角1.9インチのモデルが投入されるほか、新たに対角2インチのディスプレイを搭載したハイエンドモデル 「Apple Watch Pro(仮称)」 が投入されることが予想されている。

対角2インチになることで、画面の面積は従来比で7%増加する予定。ディスプレイの解像度は410×502ピクセルとなり、画面の滑らかさについては従来モデルと同等になるとみられる。この大きくなった画面を利用して、Appleはより多くのフィットネス指標などの情報をApple Watchのウォッチフェイスに表示することを目論んでいるとのこと。

また、本製品の特徴としてアルミニウムよりも強い強度を持つ金属(おそらくチタニウム)を筐体に使用したり、割れた時に飛散しにくいディスプレイ用ガラス、より長いワークアウトを可能にする大容量バッテリーが搭載される予定であるとのこと。さらにApple Watch Series 8シリーズ全体の特徴である体温測定機能も搭載される予定だという。

具体的な販売価格については不明だが、従来シリーズよりも高価になる可能性があるようだ。特に 「Apple Watch Pro (仮称)」 に関しては代替される 「Apple Watch Edition」 よりも高い900ドル以上に設定される可能性がありそうだ。

ちなみに、「Apple Watch Edition Series 7」 の在庫切れは一部モデルで発生している状況で、まだ残りのモデルは購入することが可能。地域によっては、店頭でピックアップ購入することもできる。

(画像:Apple)