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Apple Watch Series 6は防水とモバイル通信の性能向上。血中酸素濃度・睡眠の検出も特徴に 将来的にパニック発作とストレス検知も?

Appleは2020年秋、新型iPhoneと同時に次期Apple Watchこと 「Apple Watch Series 6」 を発表すると見られている。この 「Apple Watch Series 6」 に関する情報はまだまだ少ないのが現状だが、最近になってリーク情報が出始めてきた。

これまでの情報では、Apple Watch Series 6の目玉機能は睡眠トラッキング機能と血中酸素濃度の検出機能と予想されていたが、さらに防水性能の向上とデータ通信の速度改善も同デバイスの特徴となるようだ。

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次期Apple Watchは防水性能やデータ通信速度が向上

この情報を伝えたのはApple系YouTuberのEverythingApplePro。同氏はXDA Developerのライターで著名リーカーMax Weinbach(@MaxWinebach)氏の情報を独占で伝えた。

同氏の動画によれば、次期Apple Watchこと 「Apple Watch Series 6」 は大きなデザイン変更は存在しないとのこと。Digital Crownやそのほかの部分にTouch IDが搭載されるとの情報もあったが、その変更は早くて2021年に予定されており、今年のApple WatchにTouch IDが搭載されることはないようだ。もちろん、Apple Watch Series 6にはDigital Crownが引き続き搭載されることになる。

ただし筐体については若干の改良が行われる予定。気密性能を高めることでより高い防水性能が得られるように。さらにアンテナの改良によってモバイルデータ通信時の通信速度が改善されるという。Wi-Fi 6にも対応する予定であるため、対応ルーターを使用することで従来より高速に通信することも可能になるとのことだ。

また、これまで噂されていたように睡眠トラッキング機能と血中酸素濃度の検出機能も搭載される予定。これらの機能はOSアップデートで旧型モデルでも利用できるようになる可能性も報じられていたが、睡眠トラッキング機能についてはバッテリー消費が大きいこともあり、今後のApple Watchでのみ利用できるようになるとMax Weinbach氏は予想しているようだ。

ちなみに睡眠トラッキング機能の実装のため従来よりも容量の多いバッテリーが搭載されるからか、日中の駆動時間も伸びる予定であるとのことだ。Apple Watchは2019年に発売したSeries 5から画面の常時点灯に対応したが、このバッテリー容量の増加によってもっと快適に使用できるようになるかもしれない。

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次期WatchOSについて

「watchOS」 についても新型モデルが登場する9月にアップデートが予定されている。EverythingAppleProによればUIが大きく変わるようなメジャーアップデートは予定されていないというが、システムの改良やSiriの性能改善、9to5Macが以前報じたキッズモードが搭載されると伝えている。

さらに将来的に、Appleは 「watchOS」 に対してストレスの検出機能、パニック発作の兆候を検知する機能が搭載される可能性があるようだ。

まずはストレス検知機能だが、これはユーザーが潜在的にストレスを感じているとき、ストレスを軽減するための方法を提案するというものになる。

装着者がストレスにさらされていることを検出したら、ストレスを軽減するためのガイダンスと最適な呼吸を指示するという。

パニック発作についても基本的には同じ。ただし、ユーザーごとに発生する兆候が異なることから、Apple Watchはその “兆候” をつかめるよう徐々に学習する機能が備えられているとのこと。兆候が見られた場合は通知による警告が送られるという。同機能にはApple Watchの心電図(ECG)・心拍数の計測機能などが使用されるとのこと。

ストレスの検出機能およびパニック発作の検知機能はまだ検討中の段階で、実装は早くて2年以内。2020年秋にリリースされる 「watchOS 7」 で実装されることはないかもしれない。ちなみに、これらの機能はApple Watch Series 4以降で利用できるとみられ、それ以前のモデルでは利用できない可能性があるようだ。

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