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Apple TV+、ソニー新作映画『グレイハウンド』の配信権を獲得 コロナによる上映困難を機に

5月20日、Appleは自らの映像配信サービス 「Apple TV+」 において、ソニーの新作映画『グレイハウンド』の配信権を獲得したことがわかった。現地時間5月19日、米メディアDEADLINE、20日にはCNBC日本経済新聞が報じた。

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Apple TV+、新作映画『グレイハウンド』の配信権を獲得

『グレイハウンド』は今年6月に全米公開予定だった戦争映画。C.S.フォレスターの海戦小説『駆逐艦キーリング』をベースに、主演のトム・ハンクス氏自らが脚本を書いた作品。

舞台は第二次世界大戦中の大西洋。アメリカからイギリスへ向かう輸送船団37隻を駆逐艦2隻とコルヴェット艦2隻で護衛する任務に就いたアーネスト・クラウス艦長を描く。撮影には、大戦中に使われたフレッチャー級駆逐艦 「キッド」、カナダ海軍所属のフリゲート艦 「モントリオール」 などが使用されているという。

同作は当初6月に全米で公開予定だったが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大に伴って映画の上映ができなくなってしまったことから、配給元のソニーはNetflixなど映画配信サービスとの交渉を開始したとのこと。

そこでNetflixよりも良いオファーを出したAppleが本作の配信権を獲得したという。契約額は明らかにされていないが、前述のメディアからは約7000万ドル(約75億ドル)であると伝えられている。

ちなみにトム・ハンクス主演の映画が劇場よりも先に映像配信サービスで公開されるのは今回が初めて。

「Apple TV+」 は、Appleの定額制ビデオ配信サービス。Appleが独自に製作した映画やドラマ、ドキュメンタリーが月額600円で視聴可能だ。ただし、Apple製品を購入したユーザーの場合は1年間無料で視聴することができるため、たとえば今年4月にiPhone SE(第2世代)を購入した場合は来年の3月まで無料で視聴できる。

前述の『グレイハウンド』がApple TV+で配信されるのがいつになるのかは不明だが、本作の配信時期にApple TV+に加入していれば当然ながら無料で視聴できることになる。最新の映画を実質無料で視聴できるようになるApple TV+、かなり魅力的に映るのは筆者だけだろうか。

©︎Sony Pictures

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