今月8日から開始されたApple Musicのロスレスオーディオサービス。iPhoneやiPadなどで利用することが可能になっているが、HomePod/HomePod miniでもAirPlay経由で利用可能になっていることが判明した、と米メディア9to5Macが伝えている。
HomePodは、AirPlay経由でロスレスオーディオ再生が利用可能?
米メディア9to5Macによると、「iOS 14.6」 をインストールしたデバイスにおいて、HomePod/HomePod miniにAirPlay経由で、Apple Musicのロスレスオーディオ対応楽曲を再生すると、ロスレス音源で再生できるとのこと。
筆者の環境で試してみたが、確かにロスレス音源で再生していることを示す 「ロスレス」 の文字がロスレスオーディオ対応楽曲で表示されていることが確認できた。また、現在開発者向けに配信されている 「iOS 15 beta」 で表示されることも確認できている。
ちなみにSonos OneなどAirPlay対応製品でも試してみたところ、そちらでも 「ロスレス」 の表示が出ていたことから、AirPlay機能全体がロスレスオーディオの再生に対応したと言えるだろう。
ただ一部楽曲においては 「ロスレス」 表示がされない楽曲も存在する。楽曲単位で対応していないものがあるのかもしれない。あるいは一部楽曲において、単に 「ロスレス」 という表示が出ているだけで実際にはロスレスオーディオの再生はできていないのかもしれない。
HomePodのロスレスオーディオのサポートは、サービス発表当初は言及されていなかったが、のちにアップデートでロスレスオーディオをサポートする旨が明かされていた。対応時期は2021年後半を予定しており、HomePod単体でのロスレスオーディオ再生が可能になる。
ちなみにHomePodソフトウェアのベータ版が提供されているユーザーは、HomePodのロスレスオーディオ再生ができるオプションが表示されているようだ。ただ、同オプションを有効化すると音楽再生が停止したり、ステレオペアリングが利用できないこともあるとのこと。今秋の正式リリースを前に調整が続けられているようだ。
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