7月23日、Apple Musicは世界各国で展開している独占企画 「Apple Music Home Session」 を国内で始動。第1弾として、大阪出身のシンガーソングライターSIRUPを起用した。
独占企画 「Apple Music Home Session」 国内で始動
「Apple Music Home Session」 は、コロナ禍をきっかけにイギリスでスタートした企画。
様々なジャンルのアーティストが自分の楽曲や他のアーティストの楽曲のカバーを生演奏で収録したもので、豪華なスタジオを使用したり、フルバンドを従えての収録ではない分、シンガーのボーカル力やミュージシャンの類まれな演奏力がシンプルさを持って際立ち、生演奏の温かみと親しみやすさを味わえる。
同企画には、これまでThe xxのシンガー/ギタリストのRomy、カイリー・ミノーグ、イヤーズ&イヤーズ、エリー・ゴールディング、Arlo Parks、スロウタイ、ロンドン・グラマーなど大勢の海外アーティストが参加している。
国内での第1弾となったSIRUPは、自身の楽曲である 「I won’t be」 のニューテイクと、Joyce Wriceの 「That’s On You (feat. UMI) [Japanese Remix]」 のカバーを手がけた。
SIRUPは今回のセッションについて、「こんなに楽しいなら、もっと早くやれば良かった」 とコメント。オリジナルの 「I won’t be」 はスロウなトラップビートを用いていたが、今回は湿り気を帯びたギターの伴奏、そしてベース、ピアノやドラムスと、有機的な演奏が折り重なっていくアレンジに。
Joyce WriceとUMIの甘く切ないソウルチューン 「That’s On You (feat. UMI) [Japanese Remix]」 のカバーは、彼女たちの息遣いを丹念にくみ取りつつ、エモーションを拡張するラップソングを織り込んでいる。
これら2曲が収録された 「Apple Music Home Session: SIRUP」 は、現在Apple Musicで独占配信されている。また、プレイリスト 「Apple Music Home Session: ハイライト」 においても、他の様々な海外アーティストと共にSIRUPの 「That’s On You (Japanese Remix) [Apple Music Home Session]」 が紹介されている。
「Apple Music Home Session」 は今後も国内外の様々なアーティストのセッションを予定しているとのことだ。
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