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Apple Music、通常楽曲でも空間オーディオのダイナミックヘッドトラッキングが利用可能に。提供開始は今秋を予定

6月8日、Appleは同社音楽配信サービス 「Apple Music」 でロスレスオーディオと空間オーディオを提供開始。Apple Musicを契約しているユーザーは追加費用なしでこれらのサービスを楽しめるようになった。

空間オーディオはロスレスオーディオと同様、一般楽曲やミュージックビデオで利用可能。ミュージックビデオにおいてはダイナミックヘッドトラッキングが利用できるようになっているが、さらにAppleは今秋から通常楽曲でも空間オーディオのダイナミックヘッドトラッキングをサポートする予定であることが明らかになった。

ダイナミックヘッドトラッキングの空間オーディオは今秋提供開始へ

空間オーディオの詳細について記載されたApple公式のサポートページによると、通常楽曲のダイナミックヘッドトラッキングを用いた空間オーディオは今秋にリリース予定であるとのこと。

ダイナミックヘッドトラッキングは、ユーザーの頭の向く方向に合わせて調整された立体音響を楽しめる機能。楽器などの音が鳴っている場所がある程度固定されるため、ユーザーが向いた方向によっては特定の音、たとえばボーカルの声が左から聞こえたり、右から聞こえたり、後ろから聞こえたりする。

ダイナミックヘッドトラッキングはAirPods ProまたはAirPods Maxで利用可能だ。

通常楽曲のダイナミックヘッドトラッキングを用いた空間オーディオは今秋から利用可能になる予定だが、現時点でも開発者向けに配信されている 「iOS 15 beta」 を利用しているユーザーからは利用できているという報告が上がっている。筆者も試してみたが、確かにiOS 15では有効になっていることが確認できた。

サポートページの 「今秋」 というのがiOS 15の正式リリースを指す言葉だとすると、iOS 15のベータユーザーは正式リリースに先駆けて利用できるようになっているものと予想される。

来月リリース予定のiOS 15のパブリックベータ版でもダイナミックヘッドトラッキングが利用できるようになる可能性がある。いち早く体験したい方は、パブリックベータ版の利用を検討してみてはどうだろうか。

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[ via MacRumors ]

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