現地時間30日、米Appleは 「地図」 アプリで現在行っている再構築作業について、米国地域における地図データの更新を完了したことを発表した。
Appleの地図アプリで米国の地図データの更新が完了
この 「地図アプリの再構築」 はAppleが2018年6月に発表したもので、建物や緑地、詳細な道路、空港やショッピングモールなどの地図データを、従来よりも詳細で正確な物に順次置き換える。建物の形も3Dでわかるようになっており、今までの地図に比べて使い勝手が大幅に向上している。
発表当初は米サンフランシスコのベイエリア地域のみが更新対象となっていたが、2019年から全米を対象とした更新作業が開始されていた。2019年11月時点では51.4%がアップデートされ、いよいよ2020年1月末に全米で利用できるようになった。
この更新作業は今後数ヶ月で欧州にも展開されるとのこと。そして欧米以外の地域についても順次更新作業を進めていくという。
さらに、Googleストリートビューのように街の一角を見渡すことのできるLook Around機能についてもニューヨークやサンフランシスコのベイエリア、ロサンゼルス、ラスベガス、ヒューストン、ハワイ(オアフ島)などで利用可能になっている。Appleは、今後も多くの場所で同機能が利用できるように更新作業を行なっていくとしている。
また、「iOS 13」 の地図アプリにおける新機能 (リアルタイム交通情報や到着予定時間の共有、飛行機のフライト情報、空港やショッピングモールのインドアマップ)なども順次展開範囲を拡大していく予定だ。
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