Apple、2度の新製品発表イベントを今秋開催か。9月は新型iPhoneとApple Watch、10月は新型iPad・Macを発表

(画像:Apple)

Appleは今秋に2回の新製品発表イベントを開催する可能性があることがわかった。米メディアBloombergの著名記者Mark Gurman氏が、自身のニュースレター 「Power On」 の最新号のなかで最新情報を伝えている。Mark Gurman氏は、Appleの未発表製品に関する情報で最も精度が高いことで知られる人物のひとり。

Mark Gurman氏によると、Appleは9月と10月の2度にわたって、新製品発表イベントを開催するようだ。9月はiPhone 14シリーズとApple Watch Series 8、10月はiPadとMacの新型モデルを発表する予定だという。

iPhone 14シリーズとApple Watch Series 8に関しては既報の通り、以下の特徴を持ったデバイスになるとのことだ。

iPhone 14
「iPhone 14」 シリーズは、全ラインナップが4種類になると噂されている。スタンダードモデルが2機種に、プロモデルが2機種。

デザインはiPhone 13シリーズを概ね踏襲するものの、ノッチ (画面上の切り欠き) 部分に変更が加えられるとの情報がある。これまではUの字になっていたノッチだが、今年の新型モデルからはパンチホール型の穴と、ピルケース型の穴がふたつ開けられる構造になり、端末における画面専有率が拡大する見通し。

背面はこれまで同様にカメラユニットおよびカメラレンズがデバイスから飛び出る形状を維持。カメラはトリプルレンズを採用し、その脇にLEDライトとLiDARスキャナを搭載する予定のようだ。なお、広角レンズは4,800万画素のものが搭載されるなど、カメラ性能が高くなると予想されている。

Apple Watch Series 8
「Apple Watch Series 8」 には、合計で3つのモデルが投入される予定だという。従来どおり対角1.9インチのモデルが投入されるほか、新たに対角2インチのディスプレイを搭載したハイエンドモデル 「Apple Watch Pro(仮称)」 が投入されることが予想されている。

対角2インチになることで、画面の面積は従来比で7%増加する予定。ディスプレイの解像度は410×502ピクセルとなり、画面の滑らかさについては従来モデルと同等になるとみられる。この大きくなった画面を利用して、Appleはより多くのフィットネス指標などの情報をApple Watchのウォッチフェイスに表示することを目論んでいるとのこと。

また、本製品の特徴としてアルミニウムよりも強い強度を持つ金属(おそらくチタニウム)を筐体に使用したり、割れた時に飛散しにくいディスプレイ用ガラス、より長いワークアウトを可能にする大容量バッテリーが搭載される予定であるとのこと。さらにApple Watch Series 8シリーズ全体の特徴である体温測定機能も搭載される予定だという。

11インチiPad Pro (第3世代)

10月に発表が予想される新型iPad、Macについては詳細は明らかになっていないものの、iPadはM2チップを搭載した新型iPad Proや、iPad Proのようなフラットデザインを採用したiPad(第10世代)の発表が期待されている。

Macについては、M2チップを搭載したMac miniや、M2 Pro/M2 Maxチップを搭載した14/16インチMacBook Proを発表する可能性が指摘されている。また、いよいよApple Siliconを搭載したMac Proが登場することになるかもしれない。

Appleが計画している2度の発表イベントは、対面式ではなく事前収録を配信する形式になるとの予想。ただし、オンライン形式と言われながらも実態として(一部)対面式でWWDCが開催されたことを踏まえると、今秋のイベントはオンラインと対面のハイブリッドと考えたほうが良いのかもしれない。

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