明日早朝、Appleは新製品発表イベント 「Far out.」 を開催する。
今回のイベントではiPhone 14シリーズやApple Watch Series 8、Apple Watch Pro、Apple Watch SE (第2世代)、AirPods Pro (第2世代) などの発表が期待されている。
イベントは日本時間9月8日(木)午前2時にスタート予定で、イベントの公式映像は環境さえあれば誰でも視聴することが可能だ。また、これまでの傾向から一部の国内外メディアはライブブログを実施する可能性がある。
当記事では 「Far out.」 の配信先に関する情報をまとめた。イベント開始直前になって慌てないためにも、配信先を事前にチェックしておくことをオススメする。
映像配信・ライブブログ中継先まとめ
配信先 (随時追記予定) | |
---|---|
公式映像配信 |
|
ライブブログ(英語) |
(以下はライブブログの実施が不明なメディア) |
Apple公式の配信先
新製品発表イベント 「Far out.」 は、Apple公式サイトで実施される公式配信にて視聴することが可能だ。
最近のApple新製品発表イベントは、以前のように現地で開催されている発表会を中継する形式ではなく、事前に録画したものを配信する形式に変更されている。日本語字幕をつけて視聴することもできるため、英語に自信のない人も安心して視聴できる。
Apple公式サイトの視聴環境は以下。ちなみにApple公式サイトだけでなく、YouTubeやTVアプリでも配信される予定となっていて、好きな環境でAppleのイベントを楽しむことが可能だ。
- Apple公式サイト
- YouTube
- TVアプリ
Apple公式サイトでの視聴環境は以下。
視聴できる端末 | 対応OS | ブラウザ・アプリ |
---|---|---|
iPhone, iPad, iPod touch | 「iOS 10」 以降 | Safari |
Mac | 「macOS Sierra 10.12」 以降 | Safari |
Apple TV | 最新Apple TVソフトウェアまたはtvOSが動作するApple TV (第2世代以降) | 「Apple Event」 アプリ またはAirPlay |
Windows PC | Windows 10 以降 | Microsoft Edge |
他ブラウザ | MSE, H.264, AACが動作 | Chrome / Firefox |
YouTubeで視聴する場合は以下から。
ライブブログ
最後は 「ライブブログ」 形式で中継を行うメディアについて。ライブブログはテキストでイベントの発表内容を伝えるもので、主に海外メディアを中心に行われている。
当記事掲出時点では、TechRadar・ArsTechnica・iMoreがライブブログの実施を発表している。発表が近づくにつれてさらに実施を発表するメディアも現れるかもしれない。
現時点でライブブログの実施は不明なものの、過去にライブブログを実施してきたメディアも掲載しておくので、参考にしていただきたい。
ライブブログ実施を発表しているメディア
(以下はライブブログの実施が不明なメディア)
「Far out.」 で発表が期待されるモノ
iPhone 14/14 Pro
今回のイベントの目玉は、やはり新型iPhoneの 「iPhone 14 (仮称)」 シリーズ。スタンダードモデルである 「iPhone 14」 「iPhone 14 Plus」 と、プロモデルである 「iPhone 14 Pro」 「iPhone 14 Pro Max」 の合計4機種が用意されるとみられている。
画面サイズはiPhone 14/14 Proが6.1インチ、iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro Maxが6.7インチと、通常モデルとプロモデルで画面サイズが2種類に統一される。従来までの5.4インチモデル (miniモデル) は廃止されるという。
画面のノッチ (画面上の切り欠き) は、通常モデルは引き続き採用されるのに対し、プロモデルでは廃止され、代わりにパンチホール型の穴とピルケース型の穴が2つ並ぶ構造になり、画面専有率が従来よりも高くなる見通し。
プロモデルは画面リフレッシュレートが従来の10Hz〜120Hzから1Hz〜120Hzに変更されることで、iPhoneが使われていないときのバッテリー消費がより少なくなる。また画面の常時点灯機能に対応し、画面を触らずとも日付や時刻などの一部情報が確認できるようになるという。
背面カメラは引き続きプロモデルが3眼、通常モデル2眼カメラで、広角レンズは4,800万画素に。前面カメラもオートフォーカスに対応し、F値が1.9程度になると噂されている。
このほかにも、宇宙の星々を描いた今回のイベントのティザー画像から、衛星や天体に関係する機能が搭載されるのではないかという予想も。具体的にはセルラー通信の届かない山や海などで緊急通信ができる機能や、ナイトモードの機能向上などが噂されている。
Apple Watch Series 8/Apple Watch Pro
毎年iPhoneとほぼ同じ時期に登場しているApple Watchは、今回は通常モデルの 「Apple Watch Series 8」 と、Apple Watch Editionモデルに代わる上位モデルの 「Apple Watch Pro」 の2モデルが用意されると噂だ。
Apple Watch Series 8の画面サイズは41mmと45mmで変わらず。デザインの大きな変更はないものの、新たに体温測定機能が搭載される。SiPもApple Watch Series 6/7と実質的に同じチップが搭載されるという。
「Apple Watch Pro」 は49mmの大型画面を搭載し、画面が従来モデルよりもフラットな仕様に。画面のベゼルもかなり狭くなる見通し。ただしサイズの違いから、既存バンドとの互換性が失われる可能性が指摘されている。
筐体にはアルミニウムよりも強い強度を持つ金属が使用され、割れた時に飛散しにくいディスプレイ用ガラスや、より長いワークアウトを可能にする大容量バッテリーが搭載される予定。ハイキングや水泳などの運動トラッキングをさらに強化するという情報も伝えられている。
左側面に新たに搭載されるサイドボタンは、ユーザーが自由にプログラムできる、いわばショートカットキーのようなボタンに。特定のアプリや機能、ワークアウトの起動などがボタンひとつでできるようになるとみられる。
本体右側面にあるDigital Crownとサイドボタンは一体化し、ケースから隆起したような形になるようだ。
Apple Watch SE (第2世代)
Appleは今秋にApple Watchシリーズのラインナップを刷新する計画と噂されており、Apple Watch Series 8やApple Watch Proと同時に、Apple Watch SE (第2世代) が発表される可能性があると噂されている。
Apple Watch SE (第2世代) は、従来モデルと同様に画面サイズは40mmと44mmで、筐体素材にはアルミニウムが採用。Apple Watch Series 8と同様のSiPが搭載されるが、体温センサーが搭載されない見通しだ。
Apple Watch Series 8との違いが体温測定機能の有無だけになる可能性があることから、筐体がアルミニウムでよく、体温測定機能が不要なら、今年はApple Watch SE (第2世代) を選んでも良いかもしれない。
AirPods Pro (第2世代)
新型iPhoneやApple Watchと同時に、AirPods Proの新型モデルも登場する予定だ。
「AirPods Pro (第2世代)」 の特徴は、音質の向上のほか、より長い時間のバッテリー駆動、探す(Find My)をサポートするバッテリーケース、装着検出機能の改善、フィットネストラッキングなど。内蔵チップはH2となる見通しだという。
デザインについては現行モデルからわずかに変更はあるものの、大まかには踏襲する予定。バッテリーケースのサイズは幅54mm、高さ46mm、厚さ21mmになるとのこと。参考として、現行モデルは幅60.6mm、高さ45.2mm。
Appleの新製品発表イベントは日本時間9月8日(木)午前2時にスタート予定。ちなみに当サイトではイベントで発表された内容を速報でお伝えする。Appleの新サービス・新製品が気になる方はぜひ当サイトの更新をチェックしていただきたい。当サイトの公式Twitterアカウントはこちらから。
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