現地時間4月17日、米Appleは ｢Apple Card｣ の利用者向けの普通預金口座サービスを米国市民を対象に、同日より提供を開始した。
APY (年換算利率) は4.15％。米国平均の10倍以上の高利率で利息を受け取れるという。
Apple Cardで得たキャッシュバック ｢Daily Cash｣ に加えて、紐付けした銀行口座のほか、Apple Cashの残高を入金することが可能。銀行口座からの入金手数料は無料。
同機能は、2019年よりMastercardとGoldman Sachsとの提携のもとサービスがはじまった、Apple Cardの拡張機能として登場する。なお、普通預金サービス自体は、Goldman Sachsによって提供される。
Apple Cardは、米国内に在住しているユーザーはiPhoneのウォレットアプリから申し込み可能。審査開始からわずか1分程度で審査結果が分かる仕組み。デフォルトの還元率は、Apple Payを利用した買い物は2％、(Apple Storeなど正規店での) Apple製品の購入は3％。
今年3月には、一部ユーザーを対象に初のあと払いサービス ｢Apple Payで後払い｣ の先行提供を開始している。Apple Payに対応した店舗やサービスでApple Payを使って支払う場合、6週間で最大4回の分割払いが利用できる。
いずれのサービスも米国外では提供されていないため、今後のサービス提供地域拡大に期待となる。
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(画像：Apple)