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Appleの自動運転車はレベル5に相当?ドライバー不要で自律動作可能か

Appleは自動運転機能をもった電気自動車(EV)を開発していると噂。登場は2024年以降になるとの予想が主流だが、Appleが開発する自動運転車 (Apple Car) は、ドライバーを必要としない自律動作が可能なものになる可能性があると、米CNBCが伝えた。

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Apple Carは完全自動運転車として開発中か

自動運転技術は、自動化が一切行われていないレベル0から、すべての操作を自動車(システム)側で行われるレベル5までの6段階のステージで定義されている。このうち、Appleが目指しているとされる、「ドライバーを不要とし、自律動作が可能」 なものは最上位のレベル5に相当するものになるとみられる。

もしこれが事実であれば、ユーザーはApple Carに乗り込み、行き先を入力することで目的地まで (あるいはラストワンマイルまで) ハンドル操作をする必要がない事になる。

CNBCによれば、Appleはこの自動運転車を食品配達など法人向けに提供する車として設計している可能性があるとのこと。いずれは一般ユーザー向けにも販売する可能性もあるが、少なくとも最初は事業用車として販売する計画なのかもしれない。

Appleは自動運転機能をもった電気自動車(EV)の開発に向けて、いくつかの自動車メーカーと提携を組むことを前提に協議を行っていることが最近の報道から明らかになっている。

そのうち現代自動車の傘下起亜自動車(Kia)の工場で、Appleの自動運転車の生産を行うことが決定されたと報じられていた。CNBCによると現段階で両社はまだ合意に至っていないというが、その契約はまもなく締結されるとのこと。

Appleは、起亜自動車がもつ米ジョージア州ウェストポイントにある工場あるいは米国内で新設する新工場で、自動運転車を2024年から生産する計画とされている。年間生産台数は10万台を計画しているとの予想だ。

ただしApple Carの開発はまだ初期段階にあることから、開発の進捗が遅れ、発売計画の変更が行われる可能性がある。BloombergはApple Carの登場まで5〜7年かかると言い、著名アナリストMing-Chi Kuo氏は2025年の登場を予想するなど、各有名アナリストやジャーナリストたちの間でも意見が割れている状態となっている。

今年あるいは来年にもAppleは自動運転車の開発計画を明らかにされるとも一部では報じられているが、少なくとも実際の発売はまだだいぶ先になる可能性が高い。

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