「Apple Watch Series 10」 発表。画面領域は30%拡大、薄型・軽量化も、本日から予約開始

Appleは現地時間9月9日、新製品発表イベント 「it’s Glowtime.」 を開催。同イベントで 「Apple Watch Series 10」 を発表した。

価格はGPSモデルが399ドルから、GPS+セルラーモデルが499ドルから。予約受付は本日から開始し、9月20日に発売予定だ。

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画面領域が30%拡大し、薄型軽量化した 「Apple Watch Series 10」

「Apple Watch Series 10」 は、2023年9月に発売した 「Apple Watch Series 9」 の後継機種として投入される新型モデルだ。今年はアルミニウムモデルに加えて、ステンレススチールに代わりチタニウムモデルも発売する。

「Apple Watch Series 10」 は、2021年以来となるデザイン変更を行なった。基本的なデザインは、先代モデルである 「Apple Watch Series 9」 を踏襲しながらも、ケース4隅を丸くしたり、ケースの薄型化・軽量化を行なっている。具体的には厚み9.7mm、先代モデルから10%の薄型化を行ったことで、先代のアルミニウムモデルから最大10%軽量化されたという。

さらに、ケースは本体背面とアンテナが統合されるようになり。通信性能と耐水性を向上させた。耐水性については、深さ50メートルまで耐えることが可能となるため、シャワーやプール、海での使用も可能。

また、ダイビングでの使用も想定されており、水深・水温を計測する機能も搭載する。今秋リリース予定の 「watchOS 11」 では、新たに潮位アプリがリリース予定。現在地の潮位を確認できるようになる。

筐体内には、新しいスピーカーを内蔵。Apple Musicなどから音楽・ポッドキャストを再生できるようになった。

搭載されるディスプレイも史上最も進化した。ベゼル部が狭くなったことでスクリーン領域は30%増加、さらに初の広視野角OLEDを搭載したことで画面輝度は40%明るくなり、直射日光下などの明るい環境でも画面を見やすくなる。

また、画面のリフレッシュは1秒間に1回になり、画面の常時表示モードにおいても秒針が動くのを見ることができるように。なお、アルミニウムモデルはIon-Xガラスを採用するのに対して、チタニウムモデルはサファイアガラスを採用する。より耐久性の高いモデルが欲しいならチタニウムケースモデルを購入するべきだろう。

Apple Watchの頭脳となるSiPについては、新たにS10を内蔵する。これによりバッテリー駆動時間を最大18時間に延ばすことができたという。ちなみに、バッテリーの充電についてもアップデートが行われており、ケース背面のコイル構造を見直したことで、わずか30分で80%まで高速充電することが可能だ。

睡眠時無呼吸症候群 (睡眠中に呼吸が一時的に止まる障害) の検出にも対応する。睡眠トラッキング機能を利用して、装着者が同障害を抱えているかどうかを判別することが可能に。

カラーラインアップは、アルミニウムモデルがシルバー/ローズゴールド/ジェットブラックの3色展開。チタニウムモデルはナチュラル/ゴールド/ダークスレートグレーの3色展開。予約・購入は以下から可能だ。

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(画像:Apple)

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