AppleがVR技術の開発をするとどうなるのか全く想像はつかないが、どうやらAppleは極秘裏にVR関連技術の開発チームを社内に設置しているようだとFinancial Timesが伝えている。
極秘の開発チームは数百人の大規模研究機関
AppleはVR(Virtual Reality:仮想現実)とAR「拡張現実:Augmented Reality」の二つに関連する技術の研究・開発をするシークレットチームを設置しており、VRヘッドセットなどの製品化に向け日々テストをしているとのことだ。
先日の決算発表の場で、AppleのCEOティムクック氏は「VR技術はニッチなものとは思わない。実にクールだし、興味深いアプリもある」とVR技術に関して発言している通り、AppleはVRについて興味がない分野ではないようだ。
最近ではVR関連技術で先行するFlyby Media社の買収をしたと報じられており、VR研究開発チームは数百人規模に達しているとみられている。
ここ数年ですぐに製品化されるとは思わないが、将来的にAppleはVR技術関連の分野を開拓していく可能性が出てきたということだ。
ちなみにVR技術に関してはすでに一部の企業で製品化が進んでおり、Oculus社が開発するVRヘッドセット「Oculus Rift」やソニーが開発する「PlayStation VR」がある。先日「Oculus Rift」は価格が599ドルである事が発表され話題になっているが、決して安い端末にはならないようだ。
もしAppleがVRヘッドセットを販売するとしても、「iPad Air」シリーズぐらいの価格は覚悟しておいたほうがいいだろう。
[ via MacRumors ]