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Apple、遂にタッチスクリーン搭載MacBookを開発か。2025年発売の新型MacBook Proでデビューと噂

Appleがこれまで否定してきた、MacBookへのタッチスクリーンの搭載ーー。しかし、遂にその方針も転換の時を迎えようとしているのかもしれない。

現地時間11日、米Bloombergの著名記者Mark Gurman氏は、Appleがタッチスクリーンを搭載したMacBookの開発を行なっていると伝えた。

(画像:Apple)

Mark Gurman氏によれば、Appleは2025年に初のタッチスクリーンを搭載したMacBookを発売することを検討しているとのこと。まずはMacBook Proでそれを実現し、その後他のモデルでも導入することも検討しているようだ。

Apple社内には、同プロジェクトに積極的に取り組んでいるエンジニアがいるという。発売時期については 「早くて2025年」 としているが、現時点で発売は確定しておらず、発売時期に大きな影響が出る可能性がある審議が社内で行われているとMark Gurman氏は伝えている。

MacBookにタッチスクリーンが搭載されるようになれば、iPhoneやiPadのように画面を指で直接触ってMacBookを操作できるようになる。マウスやトラックパッドも不要になるかもしれない。

タッチスクリーンの搭載は一部のユーザーから熱望されているのも事実だが、これらの声に対してAppleは、Macにタッチスクリーンを搭載する計画はないと断じてきた。

タッチ操作といえばiPadが真っ先に頭に思い浮かぶと思うが、iPadはキーボードがタッチスクリーンに表示されるなど直接的な入力に最適化されたデバイスだ。一方で、MacBookは物理式のキーボードやトラックパッドを搭載しており、どちらかというと間接的な入力に最適化されたデバイスである。

上記を踏まえて、AppleはMacにタッチスクリーンを搭載する必要性は感じていないとこれまで説明してきた。実際に 「Macにタッチスクリーンが搭載される」 という噂は数年に1度程度上がってくるものの、実際に実現することはなかった。

しかし、今回の情報を伝えている人物は、Appleの未発表製品に関して現状もっとも高い予測精度を誇る、Bloombergの著名記者Mark Gurman氏。彼もたまに予測を外すことはあるが、もし事実であればAppleはこれまでの方針を大きく転換しようとしている可能性がある。

また、タッチスクリーンを搭載するようになるのであれば、いよいよMacとiPadの融合も現実味を帯びてくる。両デバイスの統合は “ない” とされてきたが、快適なタッチ操作を可能にするにはタッチ操作に最適化されたUI (ユーザーインターフェイス) が必要になる。そういう意味では、MacはiPadのUIに多少寄っていく必要があるはずだ。一方で、iPadはここ数年のアップデートでデスクトップ化が行われてきており、ややMacのUIに寄ってきた節がある。完全な融合とはいかなくとも、両者は似たようなデバイスになる可能性があると言えるだろう。

これまでiPadとMacの融合を幾度となく否定してきたAppleだが、両製品にかけるAppleのフィロソフィーは大きく変わろうとしているのかもしれない。

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