現地時間11月21日、Appleは音楽認識サービス「Shazam」の楽曲認識回数が累計1,000億回に達したと発表した。
これは、グローバルで1人あたり12回利用している数に相当し、もし1人で毎秒1曲認識した場合、1,000億回を達成するにはShazamを3,168年利用する必要がある計算になるという。
今回の記録達成に対して、Apple MusicおよびBeats担当バイスプレジデントであるオリバー・シュッサー氏は以下のコメントを発している。
音楽を新たに発見することは、私たちのすべての取り組みの中核にあり、私たちは世界中の音楽を愛する人々が、場所を問わず、音楽が聞こえてくればShazamのボタンをタップできるようにイノベーションを続けていきます。
Apple MusicおよびBeats担当バイスプレジデント オリバー・シュッサー氏
「Shazam」 は、周囲で流れている音楽を聞き取り、楽曲名やアーティスト、歌詞などを表示してくれるアプリ。2002年に英国でSMSサービスとして提供が始まり、2008年にApp StoreにおいてiOSアプリが登場。2011年夏には認識した楽曲数が10億曲を超えていた。2018年にはAppleが買収してからも検索回数は伸び続け、2022年にMacのApple Silicon化にネイティブ対応も果たした。そして、最近ではiPhoneやApple Watchのアクションボタンから起動することも可能になっており、遂に累計1,000億回に到達したとのことだ。
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(画像:Apple)