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MacBookのセルフ修理が可能に。セルフ修理サービスがMacにも拡大、まずは米国で提供へ

今年4月から提供が開始されたApple製品のセルフ修理サービスが、今月23日からMacでも利用可能になる。Appleが修理用の部品とツールを有償で提供し、ユーザーは自力での修理が可能。

まずはM1チップを搭載したMacBook AirやMacBook Proで利用可能となり、今年後半には他モデルでも利用可能になる。

提供される地域はまずは米国から。2022年後半からヨーロッパを皮切りにさらに多くの地域でも利用可能になる予定。

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セルフ修理サービスがMacにも拡大、まずは米国から提供開始

セルフ修理サービスは、2022年4月より提供が開始された自己修理サービス。これまでは正規修理サービスや認定技術者のいる修理業者に限られていた修理サービスだが、Appleセルフサービス修理ストアを通じて、修理マニュアルやApple純正部品やツールを入手可能。Apple製品をユーザーの手によって修理することが可能だ。

現在は、iPhone 12/iPhone 13やiPhone SE(第3世代)のディスプレイやバッテリー、カメラなどが修理できるが、2022年後半にはAppleシリコンを搭載したMacの修理も可能になると予告されていた。

MacBook Air/MacBook Pro用の修理部品は、ディスプレイやバッテリー付きトップケース、トラックパッドなどモデルごとに12種類以上の修理部品が用意されているとのこと。

それぞれ製品ごとに設計されており、品質や安全性、信頼性を担保するために広範なテストを実施したものであるという。各部品の価格は、Appleの正規サービス修理プロバイダで入手できるものと同額となっており、また、リサイクルの観点から交換した部品を返却することでクレジットを受け取ることができるとのことだ。

(画像:Apple)

修理用のリペアツールはトルクドライバー、修理トレイ、ディスプレイ、バッテリープレスなど、Appleの修理ネットワークで実際に使用されているものと同じものが提供され、これもApple製品を最適な形で修理でき、かつ日々の修理業務に十分に耐えられるようにカスタム設計されたものになっているとのこと。

修理用ツールを持っていないユーザーのために、Appleはツールキットのレンタルを49ドルで提供する (送料込み) 。ツールは1週間借りることができる。

上記セルフ修理サービスはまず米国から提供が開始され、2022年後半には欧州に拡大される。日本での提供開始時期については現時点では未定。

なお、セルフサービス修理は電子機器を修理できる知識や経験を持つユーザーを対象としたサービスになっており、これらの知識や経験がないユーザーに関しては今まで同様に正規修理サービスや認定技術者のいる修理業者を利用することが推奨されている。

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