先週から話題になっている「Chipgate」問題だが、続報が入ってきたので報告する!
これはiPhone 6s / 6s Plusに搭載されているCPU「A9」が韓国のSamsung製か台湾のTSMC製かで性能(バッテリー持ち)が違うという問題。
同じiPhoneなのにも関わらず、「当たり」「ハズレ」が存在することにユーザーからは一部批判の声も上がっていた。
Samsungの発注数を減らし、性能の良いTSMC製を搭載する予定
JPモルガンチェース台湾のレポートによると、この問題を受けて「Appleは、Samsungに発注しているチップの製造数を減らす公算が高い」と台湾の経済日報が報じている。
Appleは先日Samsung製とTSMC製で、性能に違いがあることは認めたものの、通常使いでの差は2〜3%であるとし、問題はないとしていた。
だが、買うまでどちらのチップが入っているか分からないことや、販売する地域でどちらのチップが入っているかの割合が違うこともあり、iPhone 6sの販売が鈍る可能性を指摘されていた。
これはAppleも認識していたかどうかは分からないが、少しでもこの問題を解消しようとしたのだろうか。
さらに、このレポートでは、次世代プロセッサーである「A10」はTSMC製の独占製造になるのではないかと伝えている。
[ via EMS One ]