当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Apple Musicが仕掛ける「音楽の宇宙旅行」。マックス・リヒターが新番組『The Songs of a Jumping Universe』を始動

Apple Musicは8月1日(金)21時より、ポストクラシカルの旗手マックス・リヒターがホストを務める新番組『The Songs of a Jumping Universe』の配信を開始した。全5話構成、1話約60分で、隔週更新となる。

Apple MusicやApple Podcastsのサブスクリプション登録者であれば、オンデマンドでも視聴可能だ。

スポンサーリンク

リヒターが描く「音楽で世界をつなぐ地図」

本番組では、クラシック、エレクトロニカ、ルネサンス音楽、中世の宗教音楽、ダンスミュージックまで、ジャンルも時代も異なる楽曲を横断的につなぎ合わせ、リスナーに新たな音楽体験を提供する。

マックス・リヒターは、クラシックと電子音楽の融合を軸に、映画やダンス、アートなどさまざまな分野で活動してきた作曲家だ。代表作『Sleep』は、Apple Music Classicalチャートで1位を記録し、眠りをテーマにした8時間のアルバムとして注目を集めた。

今回の番組でも、『Sleep』を再構築した新たな90分組曲『Sleep Circle』が使用されており、各エピソードごとに1曲ずつが収録される。

リヒターの言葉を借りれば、番組は「異なる音楽言語、文化、スタイルのつながりを探求する」もの。あらゆる音楽のあいだにある目に見えない関係性に焦点を当て、世界の広がりを感じさせる構成になっているという。

「音楽は美しい境界のない芸術形式であり、世界や異なるもの同士のつながりについて多くのことを教えてくれます。一見異なるもの同士のつながりを発見することは、音楽に関わる喜びの一つです。」

この番組の音楽的なアプローチは、Apple Musicが展開するリラクゼーション特化ステーション「Apple Music Chill」とも相性がいい。ここではジャンルを問わず、気分や時間帯に合わせた落ち着いたサウンドが流れ続ける。忙しい日常のなかで、心を鎮めるような静けさと余白を得ることができる。

『The Songs of a Jumping Universe』は、Apple MusicおよびApple Podcastsにて配信中。第1話は8月1日(金)21:00より公開されている。また、Apple Music Classicalのマックス・リヒターのアーティストページでは、過去のアルバムや楽曲も視聴可能だ。

(画像提供:Apple)