12月10日、Appleは同社音楽配信サービス 「Apple Music」 において、3つの新しいラジオステーションを追加すると発表した。
新たなラジオステーションは、「Apple Música Uno」 「Apple Music Club」 「Apple Music Chill」 の3つ。「Apple Música Uno」 は世界中のラテン音楽をキュレーションするステーションで、メキシコ音楽やレゲトンからトロピカル、ラテンポップまで、特に新しい流行の中心となっているカルチャーに焦点を当てる。Becky Gがこのステーション公開時の公式ホストを務め、ほかにも有名アーティストのRauw AlejandroとGrupo Fronteraがそれぞれ特別番組を配信する予定だ。
また、2人の著名ラジオパーソナリティ、Evelyn SicairosとLecheroによる独自プレイリストの看板番組を週5日配信し、Sicairosは「La Oficial Radio」を、Lecheroは「¡Dale Play! Radio」を担当するとのことだ。
「Apple Music Club」 は、ダンスとエレクトロニックミュージックを中心にキュレーションするステーション。Tim SweeneyとNAINAがガイドを務め、サーキット型フェスからアンダーグラウンドまで、あらゆるサウンドを取り上げる。
「Apple Music Chill」 は、リラックスできる音楽をキュレーションするステーション。様々なジャンルのリラックスを重視したサウンドが中断されることなく流れ続け、リスナーが集中して心を落ち着ける時間を作れるよう、マインドフルの時間が組み込まれているとのことだ。
このステーションで配信する最初の曲として、Beckが新たに録音したGeorge Harrisonの「Be Here Now」を独占公開する。また、Brian Eno、Stephan Moccio、Zane Loweなど、目利きのトレンドメーカーたちの心地よい語りを聴くことができる。
これらのステーションは、Apple Music 1、Apple Music Hits、Apple Music CountryのようにApple Musicに登録せずに視聴することが可能だ。また、Apple Musicに加入していればステーションで流れている楽曲へ遷移し幅広く楽曲を聴くことができるため、Apple Musicに加入するユーザーもぜひ視聴していただきたい。
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(画像:Apple)