新型Magic Keyboardが発表。14個のファンクションキーを新搭載、薄型軽量・パームレストのアルミ化も果たされる

5月7日、Appleは新製品発表イベント ｢Let loose.｣ を開催。同イベントのなかで、iPad Pro向けの新型キーボード ｢Magic Keyboard｣ を発表した。

製品名は ｢iPad Pro用Magic Keyboard｣ で、同日に発表された新型11インチ／13インチiPad Proのみで利用できる。

新型Magic Keyboardが発表。新型iPad Proのみで利用可能

今回発表された ｢iPad Pro用Magic Keyboard｣ は、M4チップを搭載した ｢iPad Pro (M4)｣ のために作られた、専用のMagic Keyboardだ。｢iPad Pro (M4)｣ と同様に薄くなり重量も軽くなったことで、より持ち運びやすくなった。

本体のデザインは、従来のフローティングデザインを引き続き採用したほか、新たに14個のファンクションキーを搭載したことで、画面の明るさや音量調節などの一部機能がMagic Keyboard側からもアクセスできるように。

パームレストはアルミニウム製になり、トラックパッドは触覚フィードバックの反応が一段と向上した。全体的に、iPadでありながらもMacBookのような操作・体験ができるように変更されている。

iPad Proにはマグネットによって取り付け、デバイスへの接続はSmart Connectorで物理的に行う仕組み。Bluetoothのようなワイヤレス接続ではないため、作業途中で操作が途切れることはない。

キーは1mmのシザー構造。静かで反応の良いタイピングが可能だという。バックライトも搭載するため、国際線の暗い機内などでも利用できる。トラックパッドはマルチタッチ操作に対応する。ちなみに、11インチモデル用と13インチモデル用では一部のキーのサイズが若干異なる。

左：11インチ用／右：13インチ用

本体側面にはUSB Type-Cコネクタが搭載されているため、iPadを充電しながら使用できる。使わないときは折りたたむことが可能で、iPadの画面や背面を保護することが可能だ。

カラーラインナップは、ブラック／ホワイトの2色構成。価格は11インチモデル用が49,800円(税込)、13インチモデル用が59,800円(税込)。Apple公式サイトより注文が可能だ。

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(画像：Apple)