現地時間12月6日、Appleは同社音楽配信サービス 「Apple Music」 において、新機能「Apple Music Sing」 を発表した。
本機能は、Apple Musicで配信されている楽曲でカラオケを楽しむことができるというもの。Apple Musicで音楽を聴く際に表示されるリアルタイム歌詞表示機能を活用することで、カラオケを楽しめるようにする。
ユーザーは、配信曲の音量スライダーをタップし、ボーカルの音量を下げることでカラオケが利用できる。Appleによるオンデバイス機械学習アルゴリズムによってバックグラウンドミュージックとボーカルを分離することで実現したとのこと。
また、リアルタイム歌詞表示機能についても強化が行われており、これまでのように歌詞を1行ずつアニメーション表示するのではなく、ビートごとに同期するように各音節にあわせてアニメーション化するように変更される。
カラオケができるのは、シングルボーカルの曲だけでなくデュエットなど複数ボーカルの曲にも対応する。デュエット曲を歌う際、歌詞のリアルタイム表示機能にボーカルの切り替わりサインも表示されるようになる。
Apple Music Singは、今月後半よりiPhone、iPad、Apple TV 4Kで利用可能。Androidデバイスでは利用不可。
Apple Music加入者であれば追加費用なしで利用できる。利用できる楽曲は、Apple Musicで配信されている1億曲のうち、再生回数で上位8割にあたる楽曲。対応楽曲は今後も増える予定だという。
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(画像:Apple)