
Apple 銀座のリニューアルオープン日が、9月26日(金)午前10時に決定した。Appleのティム・クックCEOが自身のXアカウント(@tim_cook)で明かしたもので、同店は約2年ぶりに銀座3丁目の元の場所に戻る。
There's nothing like the energy in Tokyo! So thrilled to be back and be joined by @number_i_offic for a sneak peek of the all-new Apple Ginza, opening this Friday, September 26. pic.twitter.com/SSEcXbLP3m
— Tim Cook (@tim_cook) September 23, 2025

「Apple 銀座」は2003年にオープンした国内第1号店であり、米国外初のApple Storeとしても知られる。唯一のシアターを備え、トークイベントやゲストを招いた企画など、他の直営店にはない特別な役割を担ってきた。2022年9月から入居ビル「サヱグサビル本館」の建て替え工事に伴い、2023年からは銀座8丁目の仮店舗で営業を続けてきたが、9月22日で営業を終了し、いよいよグランドリニューアルオープンを迎える。

Appleは同日付のプレスリリースで、Apple 銀座が“一新された4階建てのデザイン”で再始動することを発表。「美しく再設計された空間で、Appleの最高の製品、サービス、体験を提供する」としている。
ティム・クックCEOは「Apple 銀座は日本初のApple Storeであり、私たちに特別な思い入れがあります。このリニューアルは日本でのApple Storeの歴史における新たなマイルストーンであり、全国のお客様やコミュニティとの強い絆を象徴しています」とコメント。リテール担当のディアドラ・オブライエン氏も「初めてストアを構えた場所で再びお客様を迎えられることをうれしく思います」と述べている。



新しいApple 銀座では、iPhone 17シリーズやApple Watch Series 11、Apple Watch Ultra 3、AirPods Pro 3といった最新デバイスからアクセサリーまで幅広く取り扱う。また、限定のスペシャルエディションApple Gift Cardも販売される。
さらに、リニューアルオープンを記念して、日本の3人組グループ「Number_i」とコラボした特別なToday at Appleセッションを実施。最新シングル「未確認領域」をテーマに、空間オーディオや空間ビデオを活用した体験型セッションが行われる。Apple Vision Proによるデモも用意され、10月11日からは全国のApple Storeにも展開される予定だ。
建築面でも、再設計された店舗は持続可能性を重視。可動ルーバーを備えたガラスファサードや自然光を取り込むレイアウト、温かみのある木製パネルなどを採用し、地域性と最新のAppleデザインを融合させている。運営は100%再生可能エネルギーでまかなわれるという。
Apple 銀座は9月26日(金)午前10時にグランドオープンする。
(画像:Apple)