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Apple、20.5インチ折りたたみノートブックを2025年に発売か。2024年に折りたたみiPadが登場することはない?

Appleは数年前から、折りたたみが可能なデバイスを開発していると噂されている。

これについて、先月30日にTF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が、「Appleは折りたたみ型のiPadを2024年に発売する計画がある」 と発言していたが、この予測に米Bloombergの著名記者Mark Gurman氏が待ったをかけた。

現地時間1月31日、Mark Gurman氏は 「2024年に折りたたみ型のiPadが登場するという話は (どこからも) 聞いていない」 と発言した。直近のKuo氏の予測を真っ向から否定する意見となる。

Gurman氏は、2024年に発売するiPadシリーズについて、有機ELディスプレイを搭載したiPad Proとエントリーモデル(無印iPad)の小規模アップデートが予定されていると発言。また、2023年はiPad (およびApple Watch) にとって “明るい年” になると発言しており、複数の新型iPadが登場する可能性を示唆している。

Ming-Chi Kuo氏とMark Gurman氏ーー両者ともAppleの未発表製品に関する予測で実績のある人物であるだけにどちらの情報が正しいのかは判断がつかないが、ここ1〜2年の実績だけで言うとMark Gurman氏の予測精度が高いことを考慮すると、折りたたみ式のiPadの登場は2025年以降になる可能性が高そうだ。

なお、DSCC (Display Supply Chain Consultants) CEOを務めるRoss Young氏は、前述のMark Gurman氏の発言にし対して、「2024年に折りたたみ式iPadが登場するという話は私も聞いたことがない。20.5インチの折りたたみノートブックが2025年に登場すると言う話は聞いています」 とMark Gurman氏の予測を後押しする発言を行なっている。

Appleはライバル社に対抗するため、折りたたみデバイスを秘密裏に開発していると噂されている。その搭載先がiPadになるのかMacBookになるのかは不明だが、もし折りたたみ式スクリーンが搭載されるならそのデバイスの使い方は大きく変わることになりそうだ。

また、なかなか大きくなりきれていない折りたたみデバイスの市場についても、Appleの参入によって大きな盛り上がりをみせる可能性がある。

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