Appleは、現行のiPadよりも大きな画面を搭載したiPadを開発している可能性があることが分かった。現地時間27日、米メディアBloombergが独自情報として伝えている。
Appleはより画面の大きいiPadを検討中?
この情報を伝えたのは、Appleの未発表製品に関して非常に高い予測精度を誇るBloombergの名物記者Mark Gurman氏。同氏によると、Appleは現行iPadよりもさらに大きな画面を搭載したiPadの開発を検討しているとのこと。
現行のiPadシリーズの中で最も大きいモデルは、12.9インチの画面を搭載したiPad Pro。つまり、もし今回の情報が正しいなら、Appleは13インチ以上の画面を搭載したiPadを検討していることになる。
Mark Gurman氏によれば、このモデルはあくまで検討段階でまだ製品化の段階には来ていないため、もし開発にGOサインが出たとしても、実際に市場に投入されるのは早くても数年先 (2023年以降) になるとの見方を示している。
画面をいままで以上に大きくする理由は、iPadOSの生産性を向上させるためであると予想される。より大きな画面を搭載することで、マルチタスクをより実用的なものにすることが可能だ。ただし、この大型化にはいよいよiPadとMacの境界線が曖昧になるという問題も発生させてしまうことにもなる。
前述のとおり、現時点では ”検討段階” とのことなので、Appleが実際に開発に至るかどうかは不明で、その前に開発を辞めてしまう可能性も十分にあるわけだが、もし大きなiPadにAppleが商機を見出しているのだとすれば、数年後には巨大なiPadが登場することになるのかもしれない。
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