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iPhoneに初めて絵文字が導入されてから10年が経過

ちょうど10年前の2008年11月21日 (日本では11月22日) は、Appleが 「iPhone OS 2.2」 をリリースし、iPhoneで初めて絵文字が使えるようになった日だ。

元を辿れば日本で生まれた 「絵文字」 文化だが、現在では世界中で使用されており、メッセージやSNSなどでは必須の存在にまでなりつつある。そんな絵文字が辿ってきた10年を振り返ってみよう。

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導入されてから10周年を迎えた 「絵文字」

EmojiPediaによると、「iPhone OS 2.2」 の絵文字キーボードは日本ユーザーだけが利用することができたが、特定のアプリを使用することで海外ユーザーでも絵文字キーボードをアンロックできたという。当時の絵文字のデザインはソフトバンクの絵文字をベースに作成されていた。

その後、「iOS 4」 と 「OS X Lion」 でもサポートされたにも関わらず、一部の地域では相変わらず利用することができなかった絵文字だが、ついに2011年に公開された 「iOS 5」 で全世界のユーザーがキーボードのグローバルアイコン (地球マーク) をタップすることで絵文字キーボードにアクセスできるように。

2012年に公開された 「iOS 6」 では376もの新しい絵文字が導入。そして2015年の 「iOS 8.3」 では3年ぶりに新しい絵文字が追加され、肌の色や性別を選ぶことが可能になった。同じく2015年には、iOSのキーボードにデフォルトで絵文字キーボードが登録されるようになり、現在に至る。

2015年以降も新しい絵文字が次々と追加されており、2008年に471あった絵文字が、現在では2,776まで増加。10年間で絵文字のデザインも変化してきており、GoogleやMicrosoftなどと10年分の絵文字を見比べた興味深い画像も公開されている。

思えばこの10年、デザインの刷新や人種への配慮、新しい絵文字の追加など、絵文字は大きく進化してきた。現在、iPhoneでは 「絵文字」 を飛び越えて、自分の表情の動きをキャラクターに反映させることができる 「アニ文字」 「ミー文字」 といった機能も使えるようになっている。次の10年で絵文字はどう進化していくのか、個人的にはとても楽しみだ。

EmojiPediaでは、10年前の絵文字と現在の絵文字の比較画像が複数掲載されているので、気になる方はぜひ記事を読んでいただければと思う。記事はこちらからどうぞ。

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