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「iOS 17.6」 「iPadOS 17.6」 配信開始。日本でも 「衛星経由の緊急SOS」 が利用可能に

7月30日、米AppleはiOS/iPadOSの最新バージョン 「iOS 17.6」 「iPadOS 17.6」 を配信開始した。リリースノートによると重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれるとのことだが、Apple Japanのプレスリリースによると、本アップデートを適用することで 「衛星経由の緊急SOS」 が日本でも利用することになるとのことだ。

このアップデートには重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます。

Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

「衛星経由の緊急SOS」 は、iPhone 14/15シリーズに搭載されている衛星通信機能を利用して、緊急SOSを発信できるというもの。キャリアの通信網やWi-Fiの電波が届かないところでも、緊急通報サービスにテキストを発信できる。

ユーザーの状況や位置情報を迅速に把握できるよう、Appleによるトレーニングを受けた緊急対応専門スタッフがいる衛星中継センターに繋がり、これらのスタッフがユーザーが必要な助けを得られるようにユーザーの代わりに緊急通報サービスにただちに連絡する仕組みだ。

iPhone 14シリーズではじめて導入された本機能は、米国とカナダ、欧州の一部地域等で先行導入されていたが、日本では未提供だった。

本機能は、「探す」 アプリを開くことで利用できる。簡潔な質問が表示され、それに答えることでさまざまな情報を送信できるようになる。具体的に衛星を介して送れるものは、短めのテキストメッセージ、位置情報、デバイスのバッテリー残量、メディカルID情報など。

また、緊急事態が発生していない場合でも 「探す」 アプリから自分の位置情報を衛星経由で友人や家族に共有することも可能だ。

対応デバイスは、iPhone 14シリーズおよびiPhone 15シリーズ。対応デバイスであれば本日あるいはアクティベーションしてから2年間無料で利用することが可能だ。

(画像:Apple)