「Mac Pro」が販売終了、プロ向けモデルは事実上「Mac Studio」へ移行

米Appleは、プロ向けデスクトップ「Mac Pro」の販売を終了し、今後新たなハードウェアを投入する計画がないことを明らかにした。海外メディア9to5Macへのコメントとして認めたもので、同製品は3月27日付で公式サイトから削除され、購入ページもMac製品のトップページへリダイレクトされている。

Mac Proは長年、同社の最上位デスクトップとして位置付けられてきたが、新型モデルの投入が行われていなかったことに加えて、下位モデルである「Mac Studio」の性能が大幅に底上げされていることから、近年は存在感が薄れていた。

現行デザインは2019年に登場し、当初はIntelプロセッサを搭載。その後、2023年6月に自社開発チップ「M2 Ultra」へ刷新されたものの、それ以降アップデートは行われていなかった。価格も6999ドルのまま据え置かれ、後発の製品と比べて見劣りする状況が続いていた。

デスクトップ型Macのラインナップ。Mac Proが姿を消した

「Mac Pro」の販売終了に伴い、AppleのMacラインアップはよりシンプルな構成となった。デスクトップは24インチ「iMac」、小型の「Mac mini」、高性能なMac Studioの3系統に集約されるようになり、上位デスクトップの役割は自動的にMac Studioへとシフトしている。

Mac Studioは「M3 Ultra」チップを搭載可能で、最大32コアCPU、80コアGPU、最大256GBのユニファイドメモリ、最大16TBのSSDといった構成に対応。性能面では従来のMac Proの役割を実質的に代替するポジションにある。

Mac Proの終了は一部のプロユーザーにとって象徴的な出来事となるが、アップデート頻度が低くなっていた近年の動向を踏まえれば既定路線ともいえる。Appleは今後、Mac Studioを中心にプロ向けデスクトップ戦略を展開していくものとみられる。

情報ソース

(画像:Apple)

Mac Pro
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