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AppleのARヘッドセットは2,000ドル (約23万円) 以上に?M1 Pro級の性能を持つ可能性

Appleは2022年〜2023年に、独自開発のAR・VRヘッドセットを発表すると予想されている。

このAR・VRヘッドセットは以前より高性能チップが搭載されると伝えられているが、著名記者によればM1 Proチップと同等のパフォーマンスをもつ可能性があるようだ。米Bloombergの著名アナリストMark Gurman氏は最新のニュースレターで伝えている。

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AppleのAR・VRヘッドセットは14インチ・16インチMacBook Pro級の性能に?

Mark Gurman氏によると、AppleのAR・VRヘッドセットは、14インチ・16インチMacBook Proに内蔵されているM1 Proチップと同等の性能を持つプロセッサを含む、2つのプロセッサを搭載するという。また、超高解像度8Kパネルと、度付きレンズと交換可能なレンズモジュール、さらに高度なオーディオ技術を採用するとのことだ。

2つのプロセッサを搭載する理由については直接的には触れられていないものの、昨年12月に著名アナリストMing-Chi Kuo氏は “ヘッドセットに搭載されるセンサーには高い演算能力が必要” であるとし、iPhoneの場合は3つの光学モジュールの動作で済んでいるが、Appleが計画するARヘッドセットの場合は6〜8個の光学モジュールが必要となり、ひとつのプロセッサでは十分ではないと伝えていた。

Kuo氏はM1相当のチップが搭載されるとしていたが、しかしMark Gurman氏はM1 Pro相当のチップが必要と考えているようだ。

Mark Gurman氏いわく、M1 Pro級のチップが搭載される理由は、AR・VRヘッドセットにはより高いグラフィックパフォーマンスが求められるためだという。

こうした仕様と、さらに7年間に及ぶ技術開発費用等を含めて、実際の製品価格は2,000ドル以上になるとのこと。現在の為替レートで計算すると日本では23万円以上で販売される可能性がある。今後の為替レートの変化によっては日本国内における販売価格は前後するかもしれないが、iPhoneよりも高価な製品となることは間違いなさそうだ。

当初、Appleは2022年内に本製品を発表する計画だったというが、最近では過熱などの問題から、発売が2023年に遅れる可能性も指摘されている。iPhoneを置き換える存在として注目が集まっているだけに、Appleは慎重に開発を続けているのかもしれない。

(via 9to5Mac)

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