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Appleが開発中と噂の「ARグラス」、コンセプト画像が公開

Appleは2016年あたりから、「ARグラス」の開発を行っていると噂されている。アナリストらの予想では2019年もしくは2020年に製品化される見通し。Apple初のスマートグラス、果たして一体どんな製品になるのだろうか。

レンダー画像を製作することで有名なiDropNewsが、Appleが秘密裏に開発しているARグラス「Apple Glasses」を予想。コンセプト画像を公開した。

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Appleのスマートグラス「Apple Glasses」は2019年もしくは2020年に発売?

iDropNewsが想像する「Apple Glasses」は、一般的なメガネよりは少々大きめ、むしろゴーグルに近いデザインになることを予想。高品質の金属がフレームに使用され、眉間のあたりにカメラやセンサー、ワイヤレスアンテナなどが搭載されるノッチが用意されるとしている。

「Apple Glasses」は、HUD(ヘッドアップディスプレイ)によって、レンズ部分に映像を投影し、情報を視覚的に確認することができる。画面には、現在の時刻やアクティビティの進行状況など、バッテリー残量や電波強度、Siriなど多数の情報が表示できる。

また、ARKitの活用(?)によって、現実には存在しないランボルギーニをレンズ越しに投影することもできるようになるかもしれない。

メガネのアーム部分には、各種センサーやチップセット、バッテリー、タプティックエンジンなどが搭載される。このアームにはカバーがかけられるようになっており、ユーザーは好きなアームカバーを購入し、ファッションに合わせて変更することが可能。イメージとしては「Apple Watch」のバンドような感じになるのだろうか。

充電はワイヤレス充電で。おそらくiDropNewsの予想するデバイスでは消費電力が大きいため、定期的にバッテリーの充電が必要になることが考えられる。1日に1回はメガネを充電することになりそうだ。

ちなみに、Qi規格によるワイヤレス充電が予想されているが、ワイヤレス充電用のコイルは金属フレームに仕込まれるという。果たして、充電にどれほどの時間がかかるのだろうか。

搭載されるOSは「rOS」。これはあくまで噂ベースの話でしかないが、Appleは「Apple Glasses」専用のOSを開発していると予想される。

同製品の発売は、Bloombergによると2019年から2020年になる見通し。セルロースアセテート製フレームや骨伝導モジュール、複数のマイク、音声入力用マイクと加速度センサーが搭載されると予想されている。

Apple、複数のARグラスをテスト中 Snapchatの「Spectacles」のように立体視カメラを搭載した試作機も
Appleは昨年から、ARグラスの開発に尽力していると伝えられている。一体、どんな製品になるのかは現段階では不明とされているが、イメージとしては「Google Glass」のようなメガネのように常に身につけるようなウェアラブル端末になること...

AppleのCEOティム・クック氏も、AR技術に対してかなり深い関心を持っている。AppleがAR関連の製品を作っていても不思議ではない。

余談だが、すでにiOSにはARフレームワーク「ARKit」が実装されており、今春には「iOS 11.3」で「ARKit 1.5」がリリースされる予定となっている。

また、ゲーム開発者向けイベント「GDC 2018」でAppleは開発者に向けて「ARKit」に関するプレゼンテーションを実施する予定。AppleはARを活用したコンテンツ作りに力を入れていることがわかる。